防ごう労働災害、防ごう熱中症! 建設現場の安全パトロールを実施【岡山労働基準監督署】

  夏の恒例行事となりました岡山県建設業協会の岡山東西支部夏季合同安全パトロールが7月18日に実施されました。
  まず、岡山建設会館において出発式が行われました。
 
 
  その後、支部役員、建災防職員、安全指導者協議会のメンバー、労働安全コンサルタント、労働基準監督署員らの構成員が2班に分かれ、岡山市内の4箇所の建設現場を1日かけてパトロールを行いました。

 そのうち、第1班には岡田岡山労働基準監督署長が同行しました。
  


  1現場目はRC造のマンション新築工事でした。
日々のKY活動、リスクアセスメントの実施状況、足場の設置状況、型枠支保工の設置状況、ロングスパンエレベーターの安全対策、送電線との安全距離等を念入りに確認しました。
 
 この日は雨天でした。
 気温こそ猛暑といえるほど高くはありませんでしたが、梅雨特有の非常に湿度の高い状況でした。

 

  
 
 2現場目はS造のオフィスビル増築工事でした。
日々のKY活動、リスクアセスメントの実施状況、足場の設置状況、開口部の養生方法、高所作業車での作業方法、見える化の取り組み等を念入りに確認しました。
 
 
 安全パトロールでは問題点を指摘するだけではなく、良い取り組みについてもしっかり見ます。
良い取り組みは、他の現場で紹介し、より多くの現場で水平展開していくことが、建設業界における災害撲滅につながるからです。
 
 今回、特に良かった事例を2つ紹介します。
 
 
  

 

 パトロール終了後は、建設会館にて各班のパトロール結果の講評及び今後の指導に対する検討を行いました。
 
 
 また、岡田岡山労働基準監督署長から最近の建設業における労働災害発生状況、深刻な人手不足をはじめとした業界をとりまく問題点、働き方改革等について説明や依頼を行いました。
 
           岡山労働基準監督署長
 
 なお、当パトロールに出席している建災防の「岡山地区安全指導者協議会」は、岡山県南の建設会社から選出された9名の安全衛生担当者で構成された安全衛生指導のプロフェッショナル集団です。
 毎月、様々な建設現場を巡回し、時には厳しい指摘も行いながら、岡山県内の建設業における労働災害を撲滅すべく、日々活躍されています。


 
 
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