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労働基準監督署長と公共職業安定所長が技能実習生との座談会を開催しました
~6月 外国人雇用啓発月間の取組~

豊後大野労働基準監督署(署長 須藤祐蔵)と豊後大野公共職業安定所(所長 加藤佳美)は、例年6月の外国人雇用啓発月間の取組の一環として、竹田市の事業場に勤務する外国人技能実習生との座談会を開催しました。
座談会では、竹田市内の事業場に就労するインドネシア国籍とスリランカ国籍の技能実習生10名が参加し、日本での生活や就業上の不安などを緊張の面持ちで話してくれました。
こうした声に、行政機関からは困ったときの相談先や相談方法などを紹介しました。
座談会が進むうちに次第に笑顔も見られるようになり、話題は好きな食べ物に。日本の「らーめん」は外国人労働者にも大人気のメニューでした。
また、日本の「暑さ」への不安も。職場の熱中症予防として責任者への連絡体制の周知が義務化されたばかりですが、こうした対策はもちろん彼ら外国人労働者へもしっかりと周知されることが大切です。
この座談会は、日本で働く外国人労働者の就業環境をよりよくするための取組ですが、今ある外国人労働者をサポートするための仕組みや相談先については、広く日本人労働者や雇用主など事業場関係者に知っていただくことが必要です。
今回の座談会の開催に当たり、技能実習生の監理団体である竹田商工会議所や通訳の方に大変お世話になりました。
Terima kasih atas bantuannya(ご協力ありがとうございました)
【参考】
豊後大野市と竹田市内の外国人労働者数は、増加傾向(令和4年:409人、令和5年:497人、令和6年:557人)にあり、外国人労働者を取り巻く就労環境の整備が急がれるところである。