大分県最低賃金改正を「時間額1,035円」で答申 現行からの引上げ額は81円

令和7年9月4日
大分労働局答申
【 大分労働局長(左)に対して答申を行う審議会会長(右) 】

 大分地方最低賃金審議会(会長 井田雅貴)は、令和7年7月15日(火)付け大分労働局長(秋山雅紀)から「大分県最低賃金の改正決定について」の諮問を受け調査審議を重ねてきたところですが、9月4日、同審議会は、現行の大分県(地域別)最低賃金「時間額954円」について、81円引上げ、「時間額1,035円」に改正するよう大分労働局長に対し答申しました。

大分労働局答申2
 答申は、8月4日に中央最低賃金審議会から厚生労働大臣に対し答申された内容(目安額)を参考に、大分県の景気動向、雇用失業情勢及び賃金の改定状況、参考人の意見等を総合的に勘案しつつ、慎重に審議され、取りまとめられたものです。
 改正された大分県最低賃金は、答申に対する異議申出に関する手続き等を経た後、令和8年1月1日に発効される見込みです。

大分労働局答申3


【参考:大分県最低賃金額と対前年度上昇率、上昇額】
  3年度 4年度 5年度 6年度 7年度
最低賃金額 822円 854円 899円 954円 1,035円
対前年度上昇率 3.79% 3.89% 5.27% 6.12% 8.49%
対前年度上昇額 30円 32円 45円 55円 81円
 

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