神奈川県内初!プラチナえるぼし認定通知書交付式を行いました(株式会社ヨロズ)【指導課】
2021年12月9日
神奈川労働局(局長 川口 達三)では、女性の活躍推進法に基づく県内初の特例認定企業として、株式会社ヨロズ(本社:横浜市 代表取締役社長 平中 勉 氏)の認定通知書交付式を行いました。なお新型コロナウィルス感染症対策のため、交付式は十分な感染症対策をしたうえでとり行いました。
左:神奈川労働局長 川口 達三
右:代表取締役社長 平中 勉 様
女性の個性と能力が十分に発揮できる社会を実現するため、女性活躍推進法では、企業のみなさまに、自社の女性の活躍に関して行動計画を策定すること等を定めています。 行動計画の策定・届出を行った企業のうち、女性の活躍推進に関する状況が優良である等の一定の要件を満たした場合に認定(えるぼし認定)を受けることができます。また、えるぼし認定企業のうち、行動計画の目標達成や女性の活躍推進に関する取組の実施状況が特に優良である等の一定の要件を満たした場合、特例認定(プラチナえるぼし認定)を受けることができます。 |
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平成30年(2018年)12月、えるぼし認定(3段階目)を受け、今般、一般事業主行動計画の下記2に関する目標を達成した。また、認定評価項目の5項目全て満たしたうえで、男女雇用機会均等推進者、職業家庭両立推進者を選任し、その選任状況と認定基準に関する実績及び女性活躍推進法に基づく情報公表項目のうち、8項目以上を「女性の活躍推進企業データベース」に公表している。さらに雇用管理区分ごとのその雇用する労働者の男女の賃金の差異の状況について把握した。
1.認定評価項目の達成状況
【評価項目1】採用における男女別の競争倍率
女性2.88倍×0.8≦男性2.95倍
【評価項目2】男女の継続雇用の割合
女性1/男性0.36=2.78≧0.9
【評価項目3】一月当たりの労働者の平均残業時間
各月全て45時間未満
【評価項目4】管理職に占める女性労働者の割合
10.5%≧1.9%(輸送用機械器具製造業平均値)×1.5=2.85%
かつ
女性の課長級昇進割合≧男性の課長級昇進割合のため、
10.5%≧産業計の平均値10.2
【評価項目5】直近3事業年度において以下の実績あり
A 女性の非正社員から正社員への転換:3人
B 女性労働者のキャリアアップに資する雇用管理区分間の転換:0人
C 過去に在籍した女性の正社員としての再雇用:1人
D おおむね30歳以上の女性の正社員としての採用:6人
2.女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画に基づく取組みと達成した内容
○計画期間
平成28年(2016年)4月1日~令和3年(2021年)3月31日
○達成した目標
2020年までに女性管理職比率を10%に引き上げる。
○取組内容と成果
管理職を対象としたダイバシティマネジメント教育の実施やおもに女性従業員を対象とした女性活躍推進研修、キャリアプランの作成を行った。また、各部門長と人事面談の際に女性従業員の現状や今後の各部門育成方針を定期的に確認。2020年4月に10%を達成。