ユースエール認定制度コラム その9

〇その9 ユースエール認定制度ができるまで

✍ R2.2.25


今回は、ユースエール認定制度が創設された経緯について説明していきたいと思います。


昭和45年に、主に勤労青少年の福祉の増進を図ることを目的として、「勤労青少年福祉法」が施行されました。
しかし時代の変化とともに少子化が進み、若い働き手が減少する中で、次の世代で中心となる若者が安定した雇用の中で経験を積みながら働くために必要な能力を向上させ、働きがいを持って仕事に取り組むことができる社会を築くことがとても重要な課題となりました。
 

そこで平成27年10月に若者の雇用の促進を図ること、能力をしっかり発揮できる環境を作ること、若者の能力や志望に合った職業の選択や働くために必要な能力を開発したり向上したりすることなどを目的とし、「青少年の雇用の促進等に関する法律」(厚生労働省HP)に改正されました。


この改正の1つとして若者の雇用をより一層促進するために「基準に適合する中小企業主の認定制度」という項目が加わりました。
これにより若者の募集や採用・定着の促進に関する取り組みを積極的に行い、働くために必要な能力の開発と向上を推し進めるとともに、雇用に関する数値基準が厚生労働省令で定めるものに適合する事業主に対して、「基準適合事業主」として認定を行うようになりました。



こうしてユースエール認定制度が「青少年の雇用の促進等に関する法律」の施行とともに平成27年10月1日より始まりました。


ユースエール認定制度についての詳細等はこちら(サイト内ページ「ユースエール認定企業とは」にリンクします)からご覧いただけます。

 

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