エイジフレンドリーガイドライン等オンライン説明会を開催しました【新見労働基準監督署】

 新見労働基準監督署は、令和3年7月7日、岡山産業保健総合支援センター、岡山県労働基準協会の共催により、エイジフレンドリーガイドライン等オンライン説明会を開催しました。
 新型コロナウイルス感染症への感染防止の観点から、新見署では初めてとなるオンライン説明会方式で実施しました。

オンライン説明会の様子

新見署担当官説明様子
説明の様子(新見署担当官)
新見署長挨拶
開会挨拶(新見署長)
局担当官説明
補助金説明(岡山労働局担当官)

 現在、少子高齢化等により、働く高齢者は増加傾向にあり、60 歳以上の雇用者数は過去 10 年間で 1.5 倍にもなっています。労働災害の発生状況に目を向けると、労働災害による休業4日以上の死傷者数のうち、60歳以上の労働者が占める割合は、全体の3割近くを占めています。
新見署グラフ

 高齢者の就労が一層進むと予測される中、高齢者が安心して安全に働ける職場環境の実現が求められています。
 厚生労働省では、令和2年3月16日に、「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」(通称:エイジフレンドリーガイドライン)を公表しました。
 高齢者の特性に配慮した職場、つまりエイジフレンドリー職場を目指すということは、全ての労働者が安全で健康に働ける快適な環境を整えることにもなります。
 エイジフレンドリーガイドラインには、環境整備や教育訓練など、高齢者労働災害防止策の内容が定められていますので、このガイドラインを参考にしていただきながら、高齢者の就労状況や業務の内容等の実情に応じて、実施可能な対策に積極的に取り組んでいただきますようお願いします。

 今後も、岡山県内の労働基準監督署では、同様の説明会の実施を予定しています。
 説明会では、岡山産業保健総合支援センターの産業保健相談員(医師)からの、医学的見地からの加齢に伴う心身機能の変化や特徴、エイジフレンドリーガイドラインに基づく取り組み方等の説明に加え、岡山労働局労働基準部健康安全課から、中小企業事業者による安全衛生対策の実施に対して利用可能な補助金についても説明します。
 また、各労働基準監督署からのお知らせもあります。
 今後の安全衛生活動等の参考にしていただくため、是非ともご参加ください。
今後日程
 お申込み先は岡山産業保健総合支援センターのWebサイトからとなります。
  URL:https://okayamas.johas.go.jp/age-friendly/(全て終了しました)
 

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