9月3日「価格転嫁等により賃金引上げを目指す」セミナーを開催しました

　9月3日（火）、おかやま西川原プラザ（岡山市中区）にて、「価格転嫁等により賃金引上げを目指す」セミナーを開催しました。


　岡山県内の中小企業・小規模事業者の事業主・担当者等を対象とし、会場参加のほか、WEB参加も可能としておりました。

　セミナーの内容としましては、

• 労務費の適切な価格転嫁
• 賃上げや価格転嫁の取組事例
• 業務改善助成金の活用周知

の3本立て＋個別相談会としておりました。

　なお、本セミナーについては、岡山労働局・岡山県産業振興財団（岡山県よろず支援拠点）が主催し、中国経済産業局から共催、各種団体から後援を頂いたうえで実施となりました。

　冒頭、岡山労働局長の森實からご挨拶申し上げました。

【岡山労働局長挨拶】

＜要旨＞

• 岡山県最低賃金は、10月2日から、過去最大の50円の引上げとなる時間額982円となることが決定しています。
• 中小企業も含めて賃上げを実現するためには、その原資の確保として労務費上昇分の取引価格への転嫁や生産性の向上が非常に重要です。
• 適切な価格転嫁を実現するために、関係省庁とも連携して発注者団体等に対して、労務費上昇分の価格転嫁への理解を求めるよう働きかけています。
• 賃上げと併せて生産性向上に取り組む企業に対して、「業務改善助成金」等による支援も行っています。
• 本日のセミナーで、賃上げの取組や価格転嫁の事例紹介等がありますので、ご参考にしてください。

【会場の様子】


　残暑が残る大変暑い日となりましたが、WEB参加は勿論のこと、会場にもご足労頂き、「暑い・熱い」真剣な雰囲気のセミナーとなったのではないでしょうか。
 
　当日のプログラムは、予定どおり、

• 労務費の適切な価格転嫁について
• 賃金引上げの取組・価格転嫁の事例紹介
• 業務改善助成金の活用周知

の順で進んでいき、各講師の方々からご講演をいただきました。
　講師の皆様、大変お忙しいなかありがとうございました。

　ご参加いただいた皆様は、終始熱心に聴いておられ、講演の後には質疑応答を頂く場面もありました。
 

　最後は、「会場参加者限定」の企画となりましたが、個別相談会を実施しました。

【個別相談会の様子】


　講演から個別相談会までを通して、価格転嫁等に関する理解を深めていただく一助になれば幸いです。

　岡山労働局では、様々な機関と連携して色々な取り組みを行っておりますので、今後とも労働行政の運営にご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。

　下記のホームページでは、労働局の取り扱っている各種助成金や岡山県最低賃金額等に関する情報を発信しております。
　必要に応じてご参照ください。

➡　「業務改善助成金」等の労働局の各種助成金のページはこちら（岡山労働局）

➡　「岡山県最低賃金額」等のページはこちら（岡山労働局）