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岡山労働局長が建設現場パトロールを実施しました
令和7年6月19日、岡山労働局(局長 森實久美子)は岡山市と合同で岡山市新庁舎の建設現場パトロールを実施しました。
また、岡山労働基準監督署及び建設業労働災害防止協会岡山県支部とも連携して現場の安全衛生管理状況を確認しました。
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令和6年の県内の労働災害発生状況をみると、死傷者数は2,336人、死亡者数13人といずれも前年から若干減少していますが、災害件数は高止まりの状況です。建設業では、死亡者数は昨年2人であったところ、本年5月末時点ですでに2人の方が墜落災害により亡くなられています。
また、令和7年6月1日から施行された改正労働安全衛生規則により、熱中症の重篤化を防止するための「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」の取組も必要となっています。
こうしたことから、岡山労働局では、足場等からの墜落防止対策や熱中症防止及び発生時の体制整備の状況等について確認し、その重要性を周知して水平展開することで労働災害防止の機運醸成を図ることを目的として、岡山労働局長が建設現場パトロールを実施しました。
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安全作業を呼びかける森實局長 |
墜落防止対策等について確認 |
現場では足場等からの墜落・転落防止対策、WBGT値の表示やミストシャワー・クールミストファンの設置、清涼飲料水が購入できる自動販売機の設置や冷房完備の休憩室の設置、AIカメラで顔の変化を解析してリスクを見える化する等による熱中症対策がとられ、また、熱中症発生時の連絡体制の周知がなされていました。
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冷房完備の休憩室 | クールミストファン |
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AIカメラで解析 | 熱中症発生時の連絡体制 |
パトロール後に講評があり、最後に総括として犬塚岡山労働基準監督署長から講評を行いました。
なお、各労働基準監督署においても、安全パトロールを全国安全週間及びその準備期間を中心に実施しています。
