令和7年 春の交通安全県民運動について

 昨年の県内の交通事故の状況については、人身事故の件数は 4,869 件(前年比 292 件減)、負傷者数は 5,489 人(前年比 327 人減)となりましたが、死者数は 60 人(前年比 11 人増)と大幅に増加しました。 交通死亡事故の主な特徴としては、一昨年に続き、車両単独、正面衝突や追突といった一方的過失による事故死者が全体の6割を超えていることや、高齢死者数は 37 人(前年比8人増)で全死者の 61.7%を占め、依然として高い割合で推移していることなどが挙げられ、引き続き全ての道路利用者に対する交通安全対策をしっかりと推進していく必要があります。

 こうした中、4月6日(日)から4月15 日(火)までの 10 日間、「令和7年春の交通安全県民運動」が県内一斉に展開されます。また、4月10 日(木)は「交通事故死ゼロを目指す日」です。 交通事故防止に向けて、ドライバーはもちろん、歩行者も、自転車利用者も、一人ひとりが交通事故のリスクを他人事ではなく自分のこととして強く認識し、交通ルールをしっかり守り、相手に対する「思いやり・ゆずり合い」の気持ちで交通マナーを実践し、交通事故を起こさない、また交通事故に遭わないように気を付けましょう。


  スローガン  

 交通ルール 守って笑顔 晴れの国


【運動重点】 

▶全国共通の重点
 ・ こどもを始めとする歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保と正しい横断方法の実践
 ・ 歩行者優先意識の徹底とながら運転等の根絶やシートベルト・チャイルドシートの適切な使用の促進
 ・ 自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守の徹底
              (※ 特定小型原動機付自転車:電動キックボード等を指す)

▶岡山県の重点
 ・横断歩行者優先の徹底
 ・ 運転中のスマートフォン等使用禁止の徹底
 ・ スピードダウンの励行
 ・ 自転車の安全利用とヘルメット着用に向けた理解の促進


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 交通労働災害の発生状況について

 令和6年の業務中における休業4日以上の交通事故(以下、「交通労働災害」)は速報値で125件(前年比4件増)となっています。
 業種別でみますと、運輸交通業35件、商業25件、建設業12件、保健衛生業8件等となっています。


 



 運転業務を有する事業者は「交通労働災害防止のためのガイドライン」に基づく取組を進め、労働者は時間と心に余裕を持って安全運転に努めましょう。

 
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