過労死等防止対策推進シンポジウムを開催しました

岡山労働局では厚生労働省が行っている過労死等防止啓発月間(毎年11月)の取組のひとつとして、11月
19日おかやま未来ホールにて、過労死等防止対策推進シンポジウムを開催しました。

                        
     

冒頭、岡山労働基準監督署の犬塚署長より、過労死等の労災認定件数等について説明がありました。
また、企業の皆様に対し、啓発月間の機会に、労働時間が適正に把握されているか、ハラスメント相談窓口が
周知されているか、相談に適正に対応できる体制となっているか等についての点検整備を実施いただきたいと
呼びかけました。
 
基調講演として、労働安全衛生総合研究所過労死等
防止調査研究センターの高橋センター長からは、健
康に働くには良好な睡眠が重要であること、睡眠の
確保には勤務間インターバルの導入など職場全体で
取り組む必要があるとのお話がありました。
 
また、落語家の笑福亭松枝さんからは過労死問題を
テーマにした「エンマの願い」という落語を上演い
ただきました。
過労自殺した青年と地獄の鬼のかけあいを通して、
自殺した青年、遺族の気持ちや法律の説明が織り込
まれており、過労死について考えさせられる内容で
した。

最後に、配偶者を過労死で亡くされた遺族の方にご登壇いただきました。
「過労死はあってはならない」との訴えを心に刻み、シンポジウムは閉会しました。




 

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