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新しい化学物質規制説明会を開催しました
化学物質による休業4日以上の労働災害(がん等の遅発性疾病を除く。)の原因となった化学物質の多くは、化学物質関係の特別規則(特定化学物質障害予防規則等)による規制の対象外となっています。これら規制の対象外であった有害な化学物質を主な対象として、事業者がリスクアセスメントの結果に基づき、ばく露防止のための措置を適切に実施する制度を導入するため、各種規則の改正が順次行われ、本年4月1日より完全施行となりました。
こうした状況を踏まえ、化学物質による災害を撲滅すべく、新見労働基準監督署(署長:山路元博)では、(独)労働者健康安全機構 岡山産業保健総合支援センターと共催で、5月31日に新しい化学物質規制説明会を開催いたしました。
挨拶をする山路署長
法令について説明する丸山監督官
講演では、岡山産業保健総合支援センター 産業保健相談員の横溝先生から「CREATE-SIMPLEver3.0と安全管理、作業環境管理、作業管理、健康管理」と題して、お話しいただきました。
横溝先生による講演
講演で使われた保護具
改正の内容は、リスクアセスメント実施義務対象物質の大幅な増加や適切な保護具の使用、自律的な管理に向けた実施体制の確立等の多岐にわたりますが、適切に自律的管理を行い、労働災害を防ぎましょう!
(新見監督署では、業種に特化した説明会を行うため、6月7日と6月14日にも説明会を開催予定です。)
リーフレット「職場における新たな化学物質規制が導入されます」(PDF:1,492KB)