年末年始の労働災害防止に向けて建設業のパトロールを行いました

岡山県建設業協会岡山東西支部歳末合同安全パトロールに参加して~
  【岡山労働基準監督署】
 
 
   平成30年12月20日、岡山労働基準監督署は岡山県建設業協会岡山東西支部と合同で、岡山市内の建築工事現場(3現場)の安全パトロールを行いました。


出発式の様子
 
  年末年始は業務量も多くなり、災害が多発しやすい時期です。
  本年は岡山労働基準監督署管内において11月30日までに建設業において2件の死亡労働災害が発生しています。
  また、西日本豪雨災害の復旧工事の増加に加え、深刻な人員不足などもあり、今後も重大な労働災害の発生が懸念されます。
 
  さらに、来年2月1日に施行される「墜落制止用器具」の法改正や、4月1日に施行される「働き方改革関係法律」など、今後、建設業界において対応が必要となる事が続くことから、それらについて改めて対応をお願いしました。



今後の「働き方」について説明する小松原副署長
 
  その後、午前は2班に分かれ各1現場のパトロールを行い、午後は2班合同で1現場のパトロールを行いました。








 
 

 

 パトロールではリスクアセスメントの実施状況、危険予知の内容、足場の組み立て状況、壁つなぎの設置状況、安全通路の確保、整理整頓の状況、開口部や躯体端における墜落防止措置の状況等について、念入りにチェックして回りました。


  岡山労働基準監督署管内においては、昨年に引き続き建設業の労働災害が増加傾向で推移しています年末年始における労働災害の防止について改めて徹底をお願いします。


 

岡山労働局労働基準部健康安全課 086-225-2013

 

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