令和7年度第1回政労使合同安全パトロールの実施
令和7年6月18日(水)に、石川労働局長(八木健一)は、連合石川会長(福田佳央)、石川県経営者協会長(髙松喜与志)らとともに、株式会社大林組北陸支店が施工する、国土交通省能登復興事務所発注の「令和6年能登半島地震地すべり(曽々木・渋田)緊急復旧工事」(所長 西中淳一)の現場において、安全パトロールを実施しました。
本パトロールは、政労使が一体となり、令和6年能登半島地震発災後の被害箇所の早期復旧が図れるよう、関連工事の安全管理意識の高揚と熱中症の防止を呼び掛け、県内の労働災害の発生を抑止することを目的に行っているものです。
当該工事は、令和6年能登半島地震により甚大な地すべり被害が発生した地区において、落石などの危険が伴う箇所での応急対策工事を安全かつ効率的に進めるため、IoTを活用した遠隔操縦が可能なバックホウの導入やDX監視モニタを利用した斜面の変位・変状を検出する技術等を活用した工事です。

挨拶を行う八木石川労働局長

工事概要を説明する大林組(株)西中所長

土砂崩壊のおそれのある危険な場所でリモコンバックホウを使用して行う作業の説明を受ける様子

リモコンバックホウのオペレーターから、遠隔操作での苦労する点について聞き取る様子

DX監視モニタを利用した斜面の変位・変状を検出する技術を採用し、退避や作業中止等の判断を行っている

千葉県から遠隔操縦を行っているバックホウの説明を受ける様子

玉掛作業員なしで大型土のうを設置できる機械の説明を受ける様子

熱中症対策カーが巡回して各現場近くに日陰の休憩場所を確保し、飲料や塩ゼリー等を配布している様子

作業員詰所近くには、湧水を利用した足プールを設置して熱中症対策を行っている

クーリングシェルターでは、空調服で冷気を衣服に取り入れることで効果的にクールダウンを行っている

連合石川の福田会長が講評を行う様子
福田会長からは「安全対策や熱中症対策について、さまざまな取り組みを行っており、しっかりと対策が取られていると感じた。」との講評をいただきました。

経営者協会の髙松会長が講評を行う様子
髙松会長からは、「リモコン式バックホウ等、最新技術を活用し工事の安全対策を確実に実施されている点は大変良かった。」との講評をいただきました。

石川労働局の八木局長が講評を行う様子
八木局長からは、「地すべり現場で復旧復興のために迅速に工事を進めることはもちろんであるが、悪天候、地震等、危険と感じることがあれば作業を停止することを共通認識として持ちながら作業を進めていただきたい。IoT技術を活用した遠隔操作等、新しい工法を取り入れていただいている。人がいなくなる遠隔操作は新しい領域の作業となることから、現場での安全のルール化を行っていただきたい。ウエアブル端末の活用等、熱中症対策に積極的に取り組んでいただいている。」と講評し、引き続きの労働災害防止対策の徹底を要請しました。

大林組(株)の西中作業所長がパトロール実施後の挨拶を述べる様子
西中作業所長からは、「地震、豪雨、災害が発生した現場であり、今後、梅雨やゲリラ豪雨等により、2次災害、3次災害が発生する可能性がある現場である。その中で、人命を最優先と考えて、作業を行っていきたいと考えている。」などのコメントをいただきました。

パトロール終了後、囲み取材を受ける八木局長

安全パトロールにご参加いただいた皆様
パトロール員としてご参加いただいた石川労働局職員以外の方は以下のとおりです。(敬称は省略)
日本労働組合総連合会石川県連合会(連合石川)
会長 福田佳央(ふくだ よしお)
安全衛生委員長 仙田卓嗣(せんだ たくじ)
副事務局長 南 芳雄(みなみ よしお)
石川県経営者協会
会長 髙松喜与志(たかまつ きよし)
副会長 大島 秀樹(おおしま ひでき)
専務理事 橋本 政人(はしもと まさと)
本パトロールは、政労使が一体となり、令和6年能登半島地震発災後の被害箇所の早期復旧が図れるよう、関連工事の安全管理意識の高揚と熱中症の防止を呼び掛け、県内の労働災害の発生を抑止することを目的に行っているものです。
当該工事は、令和6年能登半島地震により甚大な地すべり被害が発生した地区において、落石などの危険が伴う箇所での応急対策工事を安全かつ効率的に進めるため、IoTを活用した遠隔操縦が可能なバックホウの導入やDX監視モニタを利用した斜面の変位・変状を検出する技術等を活用した工事です。

挨拶を行う八木石川労働局長

工事概要を説明する大林組(株)西中所長

土砂崩壊のおそれのある危険な場所でリモコンバックホウを使用して行う作業の説明を受ける様子

リモコンバックホウのオペレーターから、遠隔操作での苦労する点について聞き取る様子

DX監視モニタを利用した斜面の変位・変状を検出する技術を採用し、退避や作業中止等の判断を行っている

千葉県から遠隔操縦を行っているバックホウの説明を受ける様子

玉掛作業員なしで大型土のうを設置できる機械の説明を受ける様子

熱中症対策カーが巡回して各現場近くに日陰の休憩場所を確保し、飲料や塩ゼリー等を配布している様子

作業員詰所近くには、湧水を利用した足プールを設置して熱中症対策を行っている

クーリングシェルターでは、空調服で冷気を衣服に取り入れることで効果的にクールダウンを行っている

連合石川の福田会長が講評を行う様子
福田会長からは「安全対策や熱中症対策について、さまざまな取り組みを行っており、しっかりと対策が取られていると感じた。」との講評をいただきました。

経営者協会の髙松会長が講評を行う様子
髙松会長からは、「リモコン式バックホウ等、最新技術を活用し工事の安全対策を確実に実施されている点は大変良かった。」との講評をいただきました。

石川労働局の八木局長が講評を行う様子
八木局長からは、「地すべり現場で復旧復興のために迅速に工事を進めることはもちろんであるが、悪天候、地震等、危険と感じることがあれば作業を停止することを共通認識として持ちながら作業を進めていただきたい。IoT技術を活用した遠隔操作等、新しい工法を取り入れていただいている。人がいなくなる遠隔操作は新しい領域の作業となることから、現場での安全のルール化を行っていただきたい。ウエアブル端末の活用等、熱中症対策に積極的に取り組んでいただいている。」と講評し、引き続きの労働災害防止対策の徹底を要請しました。

大林組(株)の西中作業所長がパトロール実施後の挨拶を述べる様子
西中作業所長からは、「地震、豪雨、災害が発生した現場であり、今後、梅雨やゲリラ豪雨等により、2次災害、3次災害が発生する可能性がある現場である。その中で、人命を最優先と考えて、作業を行っていきたいと考えている。」などのコメントをいただきました。

パトロール終了後、囲み取材を受ける八木局長

安全パトロールにご参加いただいた皆様
パトロール員としてご参加いただいた石川労働局職員以外の方は以下のとおりです。(敬称は省略)
日本労働組合総連合会石川県連合会(連合石川)
会長 福田佳央(ふくだ よしお)
安全衛生委員長 仙田卓嗣(せんだ たくじ)
副事務局長 南 芳雄(みなみ よしお)
石川県経営者協会
会長 髙松喜与志(たかまつ きよし)
副会長 大島 秀樹(おおしま ひでき)
専務理事 橋本 政人(はしもと まさと)