労働基準監督官の処遇等について

◇石川労働局について◇

石川県では、都道府県労働局として、石川労働局があります。
そして、石川労働局の指揮監督の下、金沢労働基準監督署、小松労働基準監督署、七尾労働基準監督署、穴水労働基準監督署が設置されています。
石川県内は地域ごとに商業や産業の特色があり、労働基準監督署はその特色に応じた監督指導や行政サービスを展開しております。
 

◇採用後のキャリアパス◇

勤務地は採用された労働局又は管内の労働基準監督署になります。石川労働局で採用されれば、石川労働局や金沢労働基準監督署、小松労働基準監督署、七尾労働基準監督署、穴水労働基準監督署2年~3年程度を目安に異動することになります。
また、採用されてから、3年目から2年間に、採用された労働局とは別の労働局で勤務することになり、5年目に採用された労働局に定着することになります。
 

◇給与◇

初任給は、大学卒業後、直ちに採用された場合については、行政職俸給表(一)1級26号俸(197,900円)に格付けされますが、大学卒業後で採用前に職歴などがある場合には、一定計算に基づきその期間を経験年数として換算し、それに応じてさらに上位の号俸に格付けされることがあります。
このほか、通勤手当、扶養手当、期末・勤勉手当、地域手当(金沢市内で勤務する場合は給与(俸給)の3%の地域手当が加算)などの諸手当が支給されます。

※令和7年4月1日から俸給(行政職俸給表(一)1級26号俸(221,700円))と地域手当(金沢市内で勤務する場合は給与(俸給)の4%の地域手当が加算)が変更されます。
 

◇研修◇

採用後に実施される研修は、法令に関する知識や産業の安全衛生に関する知識等を十分に修得できるカリキュラムとなっていますので、文系・理系どちらの方でも労働基準監督官として活躍することができます。
労働基準監督官は、採用後1年間、監督関係業務に係る基礎的研修及び実地訓練を受けます。この間に労働大学校で実施される中央研修(前期及び後期)を約3か月間にわたり受講することになります。また、採用時の研修のほか、その後定期的に又は昇進時において中央研修が実施されます。
 

◇ワークライフバランス◇

Q.休暇・残業はどんな感じ?
職員の年次有給休暇の取得が促進されていて、プライベートの時間は取りやすいです。また、監督官は過重労働やサービス残業を取り締まる立場ですから、仕事は組織全体で分担して、1人に負担がかかることないように、上司や先輩が気にかけてくれていて、働きやすい環境です(令和2年任官)。 
 
Q.育児休暇の取得状況は?
女性の育児休暇の取得はもちろん、男性の育児休暇の取得も推奨しています。私も子供が生まれた時に取得しました。育休時間は子どもとずっと一緒にいられる貴重で素晴らしい時間でした。周りの職員のサポートがあったので大きな不安もなく、業務に戻ることができました。(平成23年任官・男性)

Q.石川労働局の雰囲気は?
丁寧に教えてくれる先輩、上司ばかりで、安心して、のびのび仕事ができます。日々、労働行政の在り方や法律について勉強しながら自己の成長を感じられる仕事です。今年度は令和6年能登半島地震に伴う復旧復興工事のパトロール業務等、職場の安全が地域の復旧復興に不可欠であると実感しています。(令和2年度任官)
 

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