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求職者支援訓練とは
特定求職者(主に雇用保険を受給できない求職者で下記※に該当する方)が、できるだけ早期に安定した職業生活に移行できるよう、必要な技能及びこれに関する知識を習得するために有効な職業訓練として行われるものです。大まかには社会人スキル及び基礎的な職業スキルを習得する「基礎コース」と基礎的な内容及び実践的な内容を習得する「実践コース」の2種類があります (訓練期間は、基礎コースは2~4ヶ月間、実践コースは3~6ヵ月間となっています)。
また、基礎コース終了後、就職のために更なるスキルアップが必要と判断された方は、実践コースへの連続受講が可能です。
「基礎コース」
就職活動時及び就職後に必用な社会人スキル(ビジネスマナー、コミュニケーション能力など)及び基礎的な職業スキル(経理・簿記、パソコン操作など)を習得するための職業訓練です。社会人スキルは「職業能力開発講習」として基礎コースの初めの1ヶ月間に行われます。
「実践コース」
基礎コースで学ぶ基礎的な社会人スキルに加えて実践的な技能及びこれに関する知識を習得するための職業訓練(介護分野、医療事務分野、IT分野など)です。
就職氷河期世代(35歳~55歳未満)の方が短期間で資格取得可能な訓練「就職氷河期世代支援コース」があります。
※ 特定求職者とは、次のすべての要件を満たす方です。
1.ハローワークに求職の申込みをしていること
2.雇用保険被保険者や雇用保険受給資格者でないこと
3.労働の意志と能力があること
4.職業訓練などの支援を行う必要があるとハローワークが認めたこと
【例】
●雇用保険に加入できなかった
●雇用保険の失業給付(基本手当)を受給中に再就職できないまま、支給終了した
●雇用保険の加入期間が足りずに失業給付を受けられない
●自営業を廃業した
●就職が決まらないまま学校を卒業した
などの場合が該当します。