ロールボックスパレット等による労働災害防止対策

　陸上貨物運送事業における労働災害は、その約7割が荷役作業時に発生しています。
　荷役作業時の災害の中でも荷役運搬用のロールボックスパレット（カゴ車）の取扱い中の災害が多発しており、その約8割が不適切な取扱いが原因であること、また、その約2割がテールゲートリフター利用時に発生していることから、ロールボックスパレット、及びテールゲートリフターの安全な取扱い方法の徹底が重要です。（資料1参照）
  ロールボックスパレットの安全対策を推進するため、厚生労働省と独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所等では、ロールボックスパレットのメーカーの協力の下、令和3年9月にリーフレット「改良しましょう ロールボックスパレット 3つのポイントを提案します！」を作成しました（資料2参照）。
　また、厚生労働省において、ロールボックスパレットの取扱いによる労働災害、及びテールゲートリフター利用時の労働災害を防ぐための留意事項をまとめたチェックリストを作成しました（資料3参照）。
  資料3は、「ロールボックスパレット」または「テールゲートリフター」の作業開始前点検のチェックリストとして活用できるようになっています。対象作業を始める前に、このチェックリストを使って作業現場の点検を実施してください。
　これらの資料を活用して荷役作業時における労働災害を防止しましょう！
 
 
 資料1 ロールボックスパレットの取扱い作業中の労働災害発生状況（全2ページ）New　【PDF形式：921KB】


 
 資料2 「改良しましょう ロールボックスパレット 3つのポイントを提案します！」（全4ページ）New　【PDF形式：1.3MB】


 
 資料3 「ロールボックスパレット／テールゲートリフター使う前の5つの基本  チェックリスト」（全2ページ）New　【PDF形式：918KB】