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千葉労働局長が「ベストプラクティス企業」を訪問しました
日付
場所
内容
【時間外労働削減に取り組む前の課題】
・一定のレベルに達すると職員が退職してしまう等、職員定着率が低い。このことは法人全体のサービスの質が停滞することにもつながっていた。
・休日出勤、夜勤明け出勤、時間外労働などが多いことで、うまくリフレッシュできていないといった現状が散見していた。
・特定の従業員のみが知る情報があり、当該従業員が休むと業務の実行上様々な支障が生じていた。
【取組内容】
・業務の効率化を図り時間外労働を減少させる。また、有給休暇の取得率を上げる。
・情報を共有化する。また、業務を可視化することにより属人的な業務を解消する。
・「ワーク」及び「ライフ」の質を向上させて、それらの相乗効果によりさらに質を高める。
【取組の成果】
1 業務の連動化
(1) 食事量等の数字データの連動化
(2) 看護日誌・相談日誌・介護日誌と数字データの連動化
(3) 利用料実績入力と日々の記録との連動化
2 業務の省力化
(1) デイ連絡帳のシステム化
(2) 介護生活記録作業の省力化
(3) レセプトチェック帳票の省力化
(4) 請求宛名ラベルの宛名書きの省力化
(5) 請求経理提出資料作成の省力化
(6) 過去の支援経過の確認等業務の省力化
(7) 予防プラン評価表の省力化
(8) プラン・シュミレーション限度額管理の作業方法改善
(9) 各種サービスの連携による省力化
(10) ケアマネスケジュール管理の改善
(11) 口座引落データ転送・預金入金の未収金管理・国保請求未入金管理等の効率化
3 上記の取組により、2019 年には平均所定外労働時間が1 か月当たり2.3 時間、年次有給休暇の取得率は98.8%となる等、ワークライフバランスの推進により働きやすい職場環境を実現している。また、2017 年には「ユースエール」、2019 年には「くるみん」の認定企業となっている。
前段、右から鈴木事務長、友藤局長、髙橋介護長
後段、右から澤山デイサービス主任、竹谷特養介護部主任、内山相談部副主任
(友藤局長以外はオレンジガーデンで働くみなさん)