千葉労働局長による緊急パトロール実施

日時

  令和6年3月12日(火曜日)

場所

    ネクストサイド千葉ビル新築工事
 〔施工者:清水建設株式会社 千葉支店〕
                 (千葉市中央区)

内容

 千葉労働局では、3月12日(火曜日)に令和6年に入り2か月間で、千葉県内で発生した死亡災害が10件に上ったことを契機に、千葉県産業安全衛生会議の構成員とともに、安全パトロールを実施しました。

 安全パトロール先は、本年10件の死亡災害のうち建設業が4件と過去20年間で最多となったことから、建設現場を選定して、高所作業時における墜落防止措置などの安全対策の状況を確認しました。 
 パトロール冒頭の挨拶において、千葉労働局長は「本日のパトロールは、県内の死亡災害が多発していることを踏まえ、緊急に実施するもの。皆様方には、災害を絶対に発生させないといった強い意志の下、労働災害防止対策にしっかり取り組む強靭な組織づくりをお願いしたい。」などと話しました。
 所長からの工事概要の説明を受けた後、現場巡視を開始。
 現場巡視では、無足場工法による外壁工事の墜落防止措置の状況に加え、パトロール当日が雨天であったことから作業者の転倒予防対策の状況などについても適切に行われているか確認しました。

 パトロールの総括として千葉労働基準監督署長より講評を行い、作業員全員が常に目にすることができる箇所にWセーフティによる安全の見える化を行い墜落事故及び転倒災害の予防が図られているなどといずれも良好であったと総括し、パトロールは終了となりました。
 最後に、千葉労働局長より、安全衛生活動の総点検などにより死亡災害の撲滅を目指した不断の取組を要請しました。

 今回のパトロールは、清水建設株式会社千葉支店様のご協力をいただきました。


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 また、千葉労働局では、令和6年に入り死亡災害が多発していることから、以下のリーフレットを活用し労働災害防止へのより一層の取組を関係団体に呼び掛けています。

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   作業工程を確認する千葉労働局長(右)
   清水建設株式会社所長(左)


 
   高所作業の墜落防止措置状況を確認する千葉労働局長(中央)
   清水建設株式会社所長(右)
 
   千葉県内の死亡災害の発生状況について説明する千葉労働局長

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