千葉労働局長による建設工事現場の安全パトロールを実施しました（R5.7.5実施）

  令和5年7月5日   東京外環自動車道京葉ジャンクションGランプ工事現場
（施工者：清水建設株式会社土木東京支店　千葉土木営業所） 　千葉労働局では、7月5日（水曜日）に全国安全週間の一環として、報道陣公開のもと千葉県産業安全衛生会議の構成員とともに、千葉労働局長による建設工事現場の安全パトロールを実施しました。

　安全パトロール冒頭の挨拶において、千葉労働局長は「建設業の労働災害は、長期的には減少傾向にありますが、本年6月末で既に7人もの命が失われている状況です。加えて、今夏も猛暑が予想されていることから、熱中症予防対策の徹底が必要となります。本日の安全パトロールを機に、安全は最も重視すべきものであることを、今一度ご認識いただき、労働災害防止活動の徹底をお願いしたい。」などと話しました。

　現場代理人から工事概要について説明を受けた後に現場巡視を開始しました。
　現場巡視では、高所作業における墜落災害防止措置や熱中症予防対策の取組状況を確認したほか、現場の安全活動の一環として実施しているVR安全教育を局長自ら体験しました。
　現場巡視後、船橋労働基準監督署長が講評を行い、法令を上回る労働災害防止対策に取り組んでいる点や作業員間のコミュニケーションを重視した現場代理人安全方針「風通しの良い職場環境をつくろう」を高く評価しました。

　最後に、局長から現場代理人に対し、「STOP！熱中症クールワークキャンペーン」の重点取組期間における熱中症予防対策の徹底を要請し、安全パトロールは終了となりました。
　
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最前列、左から吉田船橋労働基準監督署長、岩野労働局長、浦島現場代理人、佐保労働基準部長


左側：浦島現場代理人、右側：岩野労働局長


岩野労働局長がVR安全教育を体験している様子。


岩野労働局長より、浦島現場代理人に「STOP！熱中症クールワークキャンペン」の重点取組期間における熱中症予防対策の徹底についての要請書を手交する様子。

【要請書】重点期間における熱中症予防対策の徹底について（写）　（PDF 9KB)