令和8年6月3日 労働基準部長による工場パトロールを行いました

 鳥取労働局労働基準部長(高橋秀寿)は、令和8年STOP!熱中症クールワークキャンペーン(※)の取組の一環として、令和8年6月3日(水)10時から11時にかけて、鳥取市気高町宝木1561-8の「気高電機株式会社」様において、熱中症対策を中心とした工場内パトロールを実施しました。
 パトロールに先立ち、気高電機株式会社の担当者様から、事業概要、及び、安全管理体制、安全衛生活動(安全委員会の開催、社内パトロール実施、産業医、外部の専門家の関与による研修等)の説明がありました。
 熱中症対策としては、熱中症に関する基礎知識の資料提供及び教育、熱中症予防管理者による現場管理、熱中症チェックリスト(WBGT値の計測含む)による作業環境の確認、休憩設備(時間)の提供・確保、水分補給、緊急時の対応手順の周知を行っていることの説明がありました。
 その後、工場内のパトロールを行い、熱中症対策の取組内容を確認しました。

(※)STOP!熱中症クールワークキャンペーンは、職場における熱中症防止対策を講ずるよう広く呼びかけるもので平成29年から毎年実施しています。
 実施期間は4月から9月、7月は重点的に取り組む期間です。
令和8年においては、
 ① WBGT値(気温に加え、湿度、風速、輻射(放射)熱を考慮した暑熱環境によるストレスの評価を行う暑さの指数)の把握とその値に応じた熱中症予防対策

 ② 熱中症による死亡災害を防止するため、「早期発見のための体制整備」、「重篤化を防止するための措置の実施手順の作成」、「関係作業者への周知」を行うこと

 ③ 糖尿病、高血圧症など熱中症の発症に影響を及ぼすおそれのある疾病を有する者に対して医師等の意見を踏まえた配慮を行うことについて、特に重点的に呼びかけるものです。


挨拶をする高橋労働基準部長
高橋労働基準部長から、職場における熱中症の死傷者数の説明等を行い、熱中症は命を落とすこともある危険な疾病であることを認識した上、熱中症対策に取組む必要性を呼びかけました。


         気高電機株式会社の担当者様からの事業概要と安全衛生対策の説明(中央)


                                                             安全衛生対策の説明の続き


                                       従業員に対する熱中症教育資料


             出勤時に熱中症の自覚症状等のチェックを促す掲示


              ~ 工場内パトロール ~



        WBGT測定器の設置状況と記録


      必要に応じてWBGT測定器を設置(記録もしている)


       空調服も支給しています


     現場の熱中症注意喚起の掲示(外国人労働者の母国語にも対応)

 
                                             水分、塩分の補給(適宜の場所に設置)

 
                      休憩室(左)、休養室(応急処置対応する場所、ベッド、救急用具あり)

丹生健康安全課長による講評(左端)
以下の点について積極的に熱中症対策を実施していることが確認できたことを伝えました。
・熱中症リスクが本格化する前から暑熱順化を含めて対策が講じられていること
・熱中症予防管理者を適宜の現場に配置していること
・昨年改正された熱中症義務化に対応した体制を整備していること
・WBGT値を把握する体制づくりを行っていること
・空調服を必要に応じて使用できる環境にあること
・充実した教育・研修がなされていること
・以上の他、令和8年3月に策定された熱中症防止ガイドラインに対応していること

その後、意見交換を行い、その中で、暑さへの感覚が低下する高齢の従業員を意識した取組も必要であることを伝えました。
気高電機様の更なる熱中症対策に取り組む姿勢を確認し、パトロールは終了しました。
   

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