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5．職業相談業務（幹部・中堅職員）

5．職業相談業務（幹部・中堅職員）

　　　　　　　　　職　業　相　談　業　務（幹部・中堅職員）

労働局の魅力
～相談できる同僚が全国にたくさんいること～
労働局の魅力は、組織が大きく、同じ職場で働く仲間が多いことだと思います。
労働局は厚生労働省所管の地方出先機関で、全国の各都道府県にあり、ハローワークは全国に544所あります。仕事で困難な事案が発生するなどにより困った際には、県内のみならず全国の同僚等に相談することが出来ます。私も何度か助けていただきました。
また、県外への転勤が少ないのも魅力の一つです。私は、採用から27年が経とうとしていますが、現段階で一度も県外への転勤がありません。地元で長く勤めたいと思っている方にはお勧めです。生活設計も立てやすいのではないでしょうか。

仕事内容：心がけていること
労働局での勤務が12年、ハローワークでの勤務が15年で、現在は、ハローワーク鳥取で職業紹介業務に携わっています。私が所属する職業紹介第一部門では、一般的な職業相談・職業紹介のほか、若年者、就職氷河期世代、高齢者など対象者ごとの支援チームによりお仕事を探していらっしゃる方への支援を行っています。約30名の職員（非常勤職員含む）で対応していますが、誰もが気軽に相談し合えるような環境を築くために、日頃からこまめに皆さんに声かけを行うよう心がけています。
令和2年度から就職氷河期世代の方への支援についても重点的に行うこととなりましたが、就職氷河期世代の方の中には、雇用環境が厳しい時期での就職活動により希望する就職が出来ず、不本意ながら不安定な仕事に就いているなど様々な課題を抱えている方もいます。その一人ひとりが就職に対する思いや価値観が違いますので、それぞれのニーズに合った支援を行う必要があり、支援チームでいろいろ相談しながら業務に取り組んでいます。ゴール（最終目標）は、就職・定着していただくことですが、ゴールへ導くための就職支援に統一した正解があるわけではありませんので、非常に難しく、日々勉強の毎日ですが、正社員として就職された方からお礼をいただいた際には、自分の家族のように嬉しく思い、また、ハローワーク（労働局）に就職して良かったと感じます。