令和6年度 全国労働衛生週間の実施について

~10月1日から7日まで(9月1日から30日まで準備期間)~
スローガン「推してます みんな笑顔の 健康職場」

 全国労働衛生週間は、昭和25年の第1回実施以来、今年で第75回を迎えます。
 この間、全国労働衛生週間は、国民の労働衛生に関する意識を高揚させ、事業場における自主的労働衛生管理活動を通じた労働者の健康確保に大きな役割を果たしてきました。労働者の健康をめぐる状況についてみますと、過労死等事案の労災認定件数は、令和5年度には全国で1,099件となっており、このうち特に精神障害による労災認定件数は、883件と過去最多となっており、職場におけるメンタルヘルス対策をこれまで以上に強化していく必要があります。
 さらに、産業医の選任義務のない小規模事業場は全体の96%を占めており小規模事業場における労働者の健康確保や取組の推進が大きな課題となっています。
 化学物質による休業4日以上の労働災害は450件程度で推移し、このうち、特別規則の規制の対象となっていない物質によるものが全体の8割を占めています。
 また、化学物質等による重大な遅発性の職業性疾病も後を絶たないことから厚生労働省では、令和4年から従来、特別規則の対象となっていない 化学 物質への対策を強化するため、国が行う化学品の危険性・有害性の分類( GHS 分類)で危険性・有害性が区分されている物質全てについて事業者が自ら行ったリスクアセスメントの結果に基づき、ばく露防止のために講ずべき措置を適切に実施する制度を導入しました。
 この仕組みを実効あるものとするため、ばく露の上限となる濃度基準値の設定、危険性・有害性に関する情報伝達の仕組みの整備・拡充を行うため の 所要の法令 改正 等を順次行っています。
 こうした労働者の健康をめぐる状況の中今年度も「推してます みんな笑顔の 健康職場 」をスローガンに全国労働衛生週間を展開し、事業場における労働衛生意識の高揚を図るとともに、自主的な労働衛生活動の一層の促進を図ります。
 静岡労働局では、「令和5年度全国労働衛生週間実施要綱」に基づき、各事業場の実情に即した効果的な運動が実施されるよう、広く呼び掛けます。



 ▶ 令和6年度全国労働衛生週間実施要綱

 ▶ 令和6年度全国労働衛生週間(本省リーフレット)

 ▶ 令和6年度全国労働衛生週間の実施について(Press Release)

 
静岡労働局HP
 ▶ 職場における化学物質対策について

 ▶ 治療と仕事の両立支援の推進


 

取り組みには、以下の情報や支援をご活用ください。

 産業保健総合支援センターは、産業保健活動を支援するため、企業への訪問指導や相談対応、研修などを実施しています。
 地域産業保健センター(地産保)では、小規模事業場を対象に、医師による健康相談などを実施しています。
 また、事業主団体等を通じて、中小企業等の産業保健活動の支援を行う「団体経由産業保健活動推進助成金」による支援も実施しています。            
 ■産業保健総合支援センター(さんぽセンター)
  https://www.johas.go.jp/shisetsu/tabid/578/Default.aspx   
 ■団体経由産業保健活動推進助成金
  https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1251/Default.aspx             
 
 
 職場でのメンタルヘルス対策に関する法令・通達・マニュアル、「ストレスチェック実施プログラム(無料)」を掲載しています。                 
  https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/ 
 メール・電話・SNS相談窓口を設置し、メンタルヘルス対策の取組事例などを紹介しています。
 ■働く人のメンタルヘルスポータルサイト「こころの耳」
  https://kokoro.mhlw.go.jp/
 
 
 治療と仕事の両立支援のガイドラインや企業の取り組み事例、シンポジウムなどの総合的な情報を紹介しています。                       
 ■治療と仕事の両立支援ナビ
  https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp                   
 
 
 職場の化学物質管理の道しるべ「ケミガイド」では、化学物質管理に関する無料相談窓口のご案内などを掲載しています。                    
 ■職場の化学物質管理の道しるべ「ケミガイド」 
  https://chemiguide.mhlw.go.jp/                        
  
 
 
 転倒・腰痛予防対策の参考資料を紹介しています。                                                    
 ■「いきいき健康体操」(監修:松平浩)
  https://www.mhlw.go.jp/content/000895038.mp4 
 
 ■腰痛を防ぐ職場の好事例集
  https://www.mhlw.go.jp/content/11300000/001087637.pdf 
 
 
  
「従業員の幸せのためのSAFEコンソーシアム」※ に加盟し安全衛生の取り組みを社内外に PRしましょう!   
 ※増加傾向にある転倒・腰痛などの労働災害について、顧客や消費者も含めたステークホルダー全員で解決を図る活動体です。趣旨に賛同した企業、団体でコンソーシアムを構成し、労働災害問題の協議や、加盟者間の取り組みの共有、マッチング、労働安全衛生に取り組む加盟メンバーの認知度向上などをサポートします。       
 ■SAFEコンソーシアムポータルサイトはこちら(サイト内から加盟申請もできます)
  https://safeconsortium.mhlw.go.jp/
 
 
 高齢者が安心して安全に働ける職場環境の実現に向けた取り組みを進めましょう。                                     
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/newpage_00007.html   
 
 
 時間外労働の削減や年次有給休暇取得促進など働き方改革の推進に役立つ情報を紹介しています。                               
 ■働き方の現状が把握できる「自己診断」等 (働き方・休み方改善ポータルサイト)
  https://work-holiday.mhlw.go.jp/
 ■各種助成金や無料相談窓口の紹介等 (働き方改革特設サイト)
  https://hatarakikatakaikaku.mhlw.go.jp/top
 
 
 事業所が行っている安全衛生管理や、そこで働く労働者の不安やストレスなど心身の健康状態についての調査結果を公表しています。
 安全衛生管理の参考資料として活用するとともに、調査対象となった際のご協力をお願いします。                               
  https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/list46-50_an-ji.html    
 
 
                                                             
 ■職場における熱中症予防情報
  https://neccyusho.mhlw.go.jp/ 
 ■職場における受動喫煙防止対策
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/kitsuen/index.html
  
 ■労働基準監督署等への届出は電子申請が便利です!
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/denshishinsei.html





 

その他関連情報

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