令和5年度 全国労働衛生週間の実施について

~10月1日から7日まで(9月1日から末日まで準備期間)~
スローガン「目指そうよ二刀流 こころとからだの健康職場」

 全国労働衛生週間は、昭和25年の第1回実施以来、今年で第74回を迎えます。
 この間、全国労働衛生週間は、国民の労働衛生に関する意識を高揚させ、事業場における自主的労働衛生管理活動を通じた労働者の健康確保に大きな役割を果たしてきました。労働者の健康をめぐる状況についてみますと、過労死等事案の労災認定件数は、令和4年度には全国で904件となっており、このうち特に精神障害による労災認定件数は、710件と過去最多となっており、職場におけるメンタルヘルス対策をこれまで以上に強化していく必要があります。
 さらに、産業医の選任義務のない小規模事業場における労働者の健康確保や取組の推進が大きな課題となっています。
 化学物質による休業4日以上の労働災害は450件程度で推移し、このうち、特別規則の規制の対象となっていない物質によるものが全体の8割を占めています。こうした労働者の健康をめぐる状況の中今年度も「目指そうよ二刀流こころとからだの健康職場」をスローガンに全国労働衛生週間を展開し、事業場における労働衛生意識の高揚を図るとともに、自主的な労働衛生活動の一層の促進を図ります。
 また、令和5年度は第14次労働災害防止計画の初年度であり、「自発的に安全衛生対策に取り組むための意識啓発」「労働者(中高年齢の女性を中心に)の作業行動に起因する労働災害防止対策の推進」「労働者の健康確保対策の推進」「化学物質等による健康障害防止対策の推進」等合計八つの重点を定めて労働災害防止対策を進めています。
 静岡労働局では、「令和5年度全国労働衛生週間実施要綱」に基づき、各事業場の実情に即した効果的な運動が実施されるよう、広く呼び掛けます。



 ▶ 令和5年度全国労働衛生週間実施要綱

 ▶ 令和5年度全国労働衛生週間(本省リーフレット)

 ▶ 第14次労働災害防止計画の概要(静岡労働局版)

 ▶ 令和5年度全国労働衛生週間の実施について(Press Release)


 




 

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