株式会社埼玉りそな銀行

• 所在地　　 埼玉県さいたま市
• 代表者　　 代表取締役　　川田　憲治

• 業　 種　　 金融業

• 労働者数　約6,700名(うち女性約4,600名)

 女性管理職比率の目標達成に向けて、計画的な社員育成プログラムを実施

【表彰理由】

○取組体制

○取組目標

• 経営層及びマネージャー層の女性登用について、女性管理職比率14%(平成18年3月時点)を2009年度末までに19%とする数値目標を設定。
• 女性管理職比率の目標達成に向けて、計画的な育成プログラムを充実させるとともに、管理職登用に向けて必要とされる職務(従来女性が少ない法人渉外業務、融資審査業務・本部業務等)への登用目標も設定し、計画的に実践している。

○具体的取組

1. 【環境整備】従来の総合職・一般職のコース制度を見直し、コースに関係なくキャリアアップ可能な制度を導入している。
   また、自律的なキャリアアップを支援するために、自己申告制度、社内公募制度、フリーエージェント制度を取入れている。

2. 【キャリア形成支援】経営層を展望したキャリア形成に向けて、幅広い業務経験・知識・スキルの蓄積をサポートするための育成プログラムを階層別に導入している。

   • 非管理職層に対する融資審査業務・法人渉外業務等の業務経験機会の充実に向けた取組(女性リーダー候補者研修、本部トレーニー派遣、現場配属によるOJT等)

   • 管理職層に対する判断能力・マネジメントスキル等の養成に向けた取組(女性リーダー育成研)

3. 【フォローアップ体制の充実】本社人事部門に女性マネージャーを2名配置し、年1回全支店訪問によるキャリアカウンセリング等を実施。個々人のキャリア形成の方向付けをフォローアップしている。

4. 【その他】女性が働きやすい環境整備に向けて、りそなWOMEN'S COUNCIL※からの提言に基づき、育児・介護休業制度等の両立支援制度を拡充したほか、社員とパートタイマーの転換制度を導入し、育児・介護等による物理的・精神的な負担を軽減して継続勤務できる環境を整備している。
   ※ りそなWOMEN'S COUNCIL　:　17年4月に、女性の能力・労働力の活用に向けて、女性社員登用の企業風土作りを推進し女性の能力活用の環境改善を図る目的で、りそなグループ横断的に設置されたタスクフォース。

○成果(平成19年3月現在)

• 女性管理職が増加(平成17年3月比 17人増加)
• 融資審査業務・本部における女性社員が増加(平成17年3月比 12人増加)

*　内容は表彰当時のもの