生活協同組合さいたまコープ

正規職員の女性割合や管理職の女性割合に目標数値を設定!

<取組方針>

• 組合員活動の分野、職員組織の分野、社会的分野での男女共同参画を推進し、男女が共に力を発揮できる風通しのよい職場づくりをするため、2002年、具体的数値目標を掲げた「男女共同参画行動計画」(通称「アクションプログラム」)を策定し、「男女共同参画推進事務局」を設置して、その取組を推進している。

<主な取組内容>

• さいたまコープでは女性割合は多いものの、そのほとんどがパート職員であり、正規職員の女性割合は10%と低かった。そこで、「アクションプログラム」において正規職員の女性割合を2006年度末までに20%以上にする目標を定め、パート職員を正規職員に登用する、女性正規職員の積極的採用を行うなどの取り組みを行っている。
• 同時に「アクションプログラム」において、管理職の女性割合を2006年度末までに10%以上にすることを目標に定め、意欲のある職員を選抜し、必要な教育を行うなどして、女性の管理職を増やすことに努めている。
• 出産、育児をしながら働き続けられるよう、「チアアップ制度(出産・育児に関する制度)」が機能するよう、その見直しを行っている。
• 1人ひとりの職員がポジティブ・アクションを自分の問題としてとらえることが出来るように、「Withニュース」という推進ニュースを月1回配布する、意見交流会等を行うなどの啓発活動を推進している。

<成　果>

• これらの取組の結果、優秀な女性が多数、正規職員へ登用・採用され、管理職へと登用されている(2005年5月現在、正規職員の女性割合12.1%、管理職の女性割合8.2%)。
• また、取組を通じて、男女共一人ひとりが能力を発揮していくという組織風土が確立されてきている。

*　内容は表彰当時のもの