～誰もが働きやすい安心・安全な職場づくりをお願いします～

　和気労働基準監督署とハローワーク和気・備前は、令和5年12月14日、転倒や腰痛など作業行動に起因する労働災害(行動災害)の防止や人材の確保・育成・定着に向けた説明会を開催しました。
　増加傾向にある行動災害への対策、並びに、人材確保・定着率向上に向けた雇用管理改善、人材育成、多様な働き方の推進等の取り組みは、特定の業種や地域に限った話ではなく、少子高齢化が進む現在、あらゆる業種、規模の事業場において、喫緊の課題として対応していただく必要があるものとなります。
　今回は、より事業場の実態に沿った説明ができるように対象業種を絞って、介護施設や医療機関向けに開催しましたが、他業種の事業場からもご参加いただき、あらためて、関心の高さが伺えました。
 
説明会では、和気労働基準監督署からの説明のほか、
説明資料①「はじめに」（PDF）　
説明資料②「行動災害の現状と今後の対策について」（PDF）
 
○「人材不足への対応」～介護労働実態調査結果からみた人材確保・人材育成・定着率向上にむけた課題や取り組み事例～
（介護労働安定センター岡山支部    岡山支部長　三垣　和博　氏　） 説明資料③（PDF）

  

○特別講演「体力低下が原因となる転倒や腰痛予防への取組」
（JFEスチール株式会社西日本製鉄所（倉敷地区）
　　　安全健康室 ヘルスサポートセンター　乍 智之 氏） 説明資料④（PDF）
 
○転倒防止デモンストレーション
　（令和5年度 岡山県＋SAFE協議会 行動災害防止サポーターカンパニー
    日進ゴム株式会社　取締役営業企画部長　渡邉 喜朗 氏
                                                   説明資料⑤（PDF）
 
  

などの講演のほか、
○岡山産業保健総合支援センターが提供している産業保健サービスの案内
 
○助成金等の支援策の案内（岡山労働局雇用環境・均等室）
                                                   説明資料⑥（PDF）
 
○働き盛り世代の健康づくりの支援事業　事業所向け出前講座の案内
　（岡山県備前保健所東備支所　副参事　武用 佳子 氏）
  等、支援策・相談窓口等のご案内も行いました。
 
また、メーカーの皆様方にご協力いただき、会場入り口前に、転倒防止に効果のある靴、腰痛予防ベルト等の展示コーナーを設けて、実際に着用してもらい、その効果を体験していただきました。
  

人材の確保・定着に向けては、法令順守はもちろんのこと、安心・安全な職場、働く人のニーズに合わせた柔軟な働き方ができる職場、働きやすい職場、働きがいのある職場づくりは必要不可欠となりますので、皆様の事業場でも積極的に取り組んでいただきますようお願いします。

【 その他の参考情報 】
 
◎転倒、腰痛などの行動災害防止
◎高年齢労働者の安全衛生対策等
◎メンタルヘルス対策
◎安全衛生教育
◎働きやすい職場、働きがいのある職場づくり（職場改善・人材確保関係）
◎改正職業安定法施行規則（令和6年4月1日施行）


 

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