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派遣と請負の関係
請負とは、労働の結果としての仕事の完成を目的とするもの(民法632条)ですが、労働者派遣との違いは、請負には、注文主と労働者との間に指揮命令関係を生じないという点にあります。
ところが、この区分の実際の判断は、必ずしも容易でないことから、この判断を明確に行うことができるように「労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準」(昭和61年労働省告示第37号)が定められています。
※偽装請負とは・・・
書類上、形式的には請負(委託)契約ですが、注文主と労働者との間に指揮命令関係が生じており、実態としては労働者派遣であるものを「偽装請負」と言い、違法となります。
職業安定法、労働者派遣法、安全衛生法等の法違反を発注者・受託者双方が問われることとなります。