就職氷河期世代とは
社会的に就職難となった1993年~2004年頃に学校卒業期を迎えた世代(概ね1968.4.2~1988.4.1に生まれた方(令和5年度において35歳以上55歳以下))を就職氷河期と呼び、その就職期が厳しい経済状況にあったが故に、一人一人の意思等によらず、未就職、不安定就労等を余儀なくされ、引き続きその影響を受けている方々のことです。
- 不安定な就労状態にある方
- 長期間にわたり無業状態にある方
- 社会参加に向けた支援を必要とする方
など、様々な課題に直面している方が多数います。
就職氷河期世代の活躍の場を広げるために
鹿児島県においても、就職氷河期世代の就職・正社員化や社会参加の実現等に向けた取組を官民一体となって推進するため、2020年7月にプラットフォームを設置しました。
- ハローワーク
- 地域若者サポートステーション
- ひきこもり地域支援センター
- 自立相談支援機関
等の地域基盤を活用し、民間支援機関との連携を図りながら、地域一体となって支援を行います。支援が必要なすべての方に対し、それぞれの状況に合わせたきめ細やかな支援が届くよう、サポートしていきます。
支援について
安定就職に向けた支援
ハローワークでは不安定な就労状態にある方が利用できる専門窓口を設置し、無料で受講可能な職業訓練の提供と安定就労に有効な習得支援を行い、求人とのマッチングの上、就職・正社員化の実現を目指します。
就職実現に向けた基盤整備
地域若者サポートステーション(サポステ)では、何らかの理由により現在仕事をしていない方を対象に、就職のための準備から職場定着・ステップアップまで継続的な支援を行います。
社会参加に向けたプログラム
ひきこもりの専門的な相談窓口であるひきこもり地域支援センター、身近な生活全般の相談窓口である自立相談支援機関などが関係機関と連携して、就労のみならず居場所づくりなど社会参加の支援を行います。
さらに詳しく知りたい方はこちら
厚生労働省では、就職氷河期世代に向けた支援プランを掲げています。支援プランの本文や、政府全体としての行動計画は、以下のリンクからご確認いただきます。