ミドルシニア世代とは
就職氷河期世代を含む中高年世代には、非正規雇用期間が長く、正規雇用に比べて能力開発機会が乏しいため、処遇面も含めて現在も厳しい状況にあり、自己評価が低い傾向にあるほか、就労・正社員化に向けた具体的な行動を起こせず諦めている方々のことです。
- 不安定な就労状態にある方
- 長期間にわたり無業状態にある方
- 社会参加に向けて支援を必要とする方
など、様々な課題に直面している方が一定数います。
ミドルシニア世代の活躍の場を広げるために
地方自治体・国と民間団体が一体となり、ミドルシニア世代の方々の安定就労の実現を支援します。
具体的には、労働局、地方自治会、労働・経済の地元団体、訓練機関等支援機関をメンバーとする都道府県協議会が、人手不足分野や地元企業への就職の推進等、地域の実情・課題も踏まえた支援の方向性を取りまとめ、その具体化と実施を民間企業に委託します。
委託を受けた民間企業は、民間企業ならではのノウハウを活かして支援事業のメニューを作成し、展開します。
支援について
安定就職に向けた支援
ハローワークでは不安定な就労状態にある方が利用できる専門窓口を設置し、無料で受講可能な職業訓練の提供と安定就労に有効な習得支援を行い、求人とのマッチングの上、就職・正社員化の実現を目指します。
就職実現に向けた基盤整備
地域若者サポートステーション(サポステ)では、何らかの理由により現在仕事をしていない方を対象に、就職のための準備から職場定着・ステップアップまで継続的な支援を行います。
社会参加に向けたプログラム
ひきこもりの専門的な相談窓口であるひきこもり地域支援センター、身近な生活全般の相談窓口である自立相談支援機関などが関係機関と連携して、就労のみならず居場所づくりなど社会参加の支援を行います。
さらに詳しく知りたい方はこちら
厚生労働省では、ミドルシニア世代に向けた支援プランを掲げています。支援プランの本文や、政府全体としての行動計画は、以下のリンクからご確認いただきます。