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■ 雇用失業情勢について(平成19年8月分)

愛媛労働局発表

平成19年9月27日(木)
担当 愛媛労働局職業安定部 職業安定課
課長 山口 和男
課長補佐 野村 泰男
地方労働市場情報官 越智 教文
電話 089-943-5221

 平成19年8月における雇用失業情勢の概要を次のとおりまとめたので、お知らせします。

【1 県内求人倍率】
 有効求人倍率(季節調整値)は0.86倍で前月を0.01ポイント下回った。
 有効求人倍率(原数値)は0.83倍で前年同月を0.01ポイント下回った。
 新規求人倍率(季節調整値)は1.33倍で前月を0.10ポイント上回った。
 正社員有効求人倍率(原数値)は0.50倍で前年同月を0.02ポイント上回った。

【2 地域別の有効求人倍率】
 東予地域は前年同月を上回ったが、中予地域、南予地域は前年同月を下回った。
・ 東予地域 1.19倍(0.04ポイント上昇)
・ 中予地域 0.71倍(0.02ポイント低下)
・ 南予地域 0.54倍(0.06ポイント低下)
           (原数値、(  )内は前年同月差)

【3 求人の動向】
 新規求人数は前年同月を上回った。
・ 新規求人数(原数値)は、前年同月比 3.4%増加
・ 有効求人数(原数値)は、前年同月比 2.6%減少

[産業別の動向]
 産業別に新規求人数の前年同月比をみると、
サービス業(17.0%増)、医療,福祉(12.5%増)、製造業(5.7%増)は増加したが、建設業(16.4%減)、卸売・小売業(10.5%減)、飲食店,宿泊業(9.6%減)、運輸業(4.0%減)の業種で減少した 。
[一般・パート別の状況]
 有効求人数(原数値)は、前年同月を下回った。
 これを、一般とパート別で見ると、一般求人が前年同月比0.5%減、パート求人は前年同月比6.7%減となった。

【4 求職の動向】
新規求職者、有効求職者ともに前年同月を下回った。
・ 新規求職者数(原数値)は、前年同月比 6.3%減少
・ 有効求職者数(原数値)は、前年同月比 1.7%減少

[態様別状況]
 新規求職者数〔常用(パートを除く)・原数値〕の状況
「在職者」が前年同月を上回り、「離職者」、「無業者」は前年同月を下回った。
 「在職者」は、前年同月比11.6%増となった。
 「離職者」は前年同月比10.9%減となった。
・ 「事業主都合離職者」が前年同月比0.2%増となった。
・ 「自己都合離職者」が前年同月比15.1%減となった。
 「無業者」は、前年同月比9.1%減となった。
[一般・パート別の状況]
 有効求職者数(原数値)は、前年同月を下回った。
 これを、一般とパート別で見ると、一般求職者が前年同月比3.3%減、パート求職者は前年同月比3.8%増となった。

【5 就職件数】
 就職件数は、2,047件と前年同月比4.3%減少した。

【6 雇用失業情勢の判断】
 雇用失業情勢は、一部に厳しさが残るものの、改善が続いている。
 愛媛労働局では、雇用失業情勢の一層の改善が進むよう、雇用のミスマッチ縮小を最重点にフリーター等若年者対策や地域との連携による雇用対策を、積極的に推進しているところである。

平成19年9月分の求人倍率の公表予定日
愛媛県内分(愛媛労働局取りまとめ)
全 国 分(厚生労働省取りまとめ)
: 10月29日(月)
: 10月30日(火)


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