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■ 雇用失業情勢について(平成19年7月分)

愛媛労働局発表

平成19年8月27日(月)
担当 愛媛労働局職業安定部 職業安定課
課長 山口 和男
課長補佐 野村 泰男
地方労働市場情報官 越智 教文
電話 089-943-5221

 平成19年7月における雇用失業情勢の概要を次のとおりまとめたので、お知らせします。

【1 県内求人倍率】
 有効求人倍率(季節調整値)は0.87倍で前月と同水準となった。
 有効求人倍率(原数値)は0.79倍で前年同月を0.02ポイント下回った。
 新規求人倍率(季節調整値)は1.23倍で前月と同水準となった。
 正社員有効求人倍率(原数値)は0.48倍で前年同月と同水準となった。

【2 地域別の有効求人倍率】
 東予地域は前年同月を上回ったが、中予地域、南予地域は前年同月を下回った。
・ 東予地域 1.13倍(0.02ポイント上昇)
・ 中予地域 0.70倍(0.02ポイント低下)
・ 南予地域 0.49倍(0.04ポイント低下)
           (原数値、(  )内は前年同月差)

【3 求人の動向】
 新規求人数、有効求人数ともに前年同月を下回った。
・ 新規求人数(原数値)は、前年同月比 3.5%減少
・ 有効求人数(原数値)は、前年同月比 2.7%減少

[産業別の動向]
 産業別に新規求人数の前年同月比をみると、
飲食店,宿泊業(20.8%増)、サービス業(11.4%増)、医療,福祉(6.9%増)は増加したが、建設業(21.8%減)、卸売・小売業(20.4%減)、運輸業(12.5%減)、製造業(7.3%減)の業種で減少した 。
[一般・パート別の状況]
 有効求人数(原数値)は、前年同月を下回った。
 これを、一般とパート別で見ると、一般求人が前年同月比2.0%減、パート求人は前年同月比4.1%減となった。

【4 求職の動向】
新規求職者は前年同月を上回ったが、有効求職者は前年同月を下回った。
・ 新規求職者数(原数値)は、前年同月比 0.6%増加
・ 有効求職者数(原数値)は、前年同月比 0.9%減少

[態様別状況]
 新規求職者数〔常用(パートを除く)・原数値〕の状況
「在職者」、「無業者」が前年同月を上回り、「離職者」は前年同月を下回った。
 「在職者」は、前年同月比5.3%増となった。
 「離職者」は前年同月比4.1%減となった。
・ 「事業主都合離職者」が前年同月比4.4%増となった。
・ 「自己都合離職者」が前年同月比8.9%減となった。
 「無業者」は、前年同月比3.7%増となった。
[一般・パート別の状況]
 有効求職者数(原数値)は、前年同月を下回った。
 これを、一般とパート別で見ると、一般求職者が前年同月比2.2%減、パート求職者は前年同月比3.5%増となった。

【5 就職件数】
 就職件数は、2,344件と前年同月比0.6%減少した。

【6 雇用失業情勢の判断】
 雇用失業情勢は、一部に厳しさが残るものの、改善が続いている。
 愛媛労働局では、雇用失業情勢の一層の改善が進むよう、雇用のミスマッチ縮小を最重点にフリーター等若年者対策や地域との連携による雇用対策を、積極的に推進しているところである。

平成19年8月分の求人倍率の公表予定日
愛媛県内分(愛媛労働局取りまとめ)
全 国 分(厚生労働省取りまとめ)
: 9月27日(木)
: 9月28日(金)

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