青森労働局長による企業視察を実施

~職場における女性活躍推進への取り組みについて意見交換~

  青森労働局(局長 角井 伸一)は、令和8年5月7日(木)に職場における女性活躍推進への取り組みを把握するため、えるぼし認定企業である、株式会社青森みちのく銀行を視察し、人事部長 井端様、人事部D&I推進室長兼副部長 小山内様、人事部D&I推進室チーフプランナー 熊木様と意見交換を行いました。

人事部D&I推進室とは

 ダイバーシティ&インクルージョンとは「人材の多様性を認め、能力や個性を活かす」という考え方です。
 株式会社青森みちのく銀行では、2025年1月の青森銀行とみちのく銀行との合併を期に「人事部D&I推進室」を新設し、ダイバーシティ&インクルージョンを企業の接続的成長を支える中核的な経営戦略として明確に位置付けています。
 同室は、「女性活躍推進」を起点に、多様性がより自然に受け入れられ、全職員それぞれの力が最大限発揮される組織へと進化していくことを目指し、制度設備や意識醸成などの施策を主体的かつスピーディーに進める役割を担っています。
 また、行内には同室とは別にワーキンググループとしてD&I推進チーム「Blossem」を組成し、「長期就業に向けた職場環境の整備」と「キャリアアップ」をテーマに、施策の検討を進めています。

 

女性活躍の現状と課題

 〇株式会社青森みちのく銀行として

  • 人事部D&I推進室では、女性職員へのヒアリングを通じて、女性活躍の課題は制度面だけでなく、「①慣習・常識」「②仕組み・ルール」「③女性本人の意識」の三層の要因が影響していると分析している。
  • 特に「①習慣・常識」については、組織に受け継がれてきた働き方や価値観が背景にあり、従来の働き方や画一的なキャリア観が、女性のキャリア形成に影響していると考えている。
  • 同行では、育児等で離職した後もキャリアアップが可能となる制度設備や、実際に活躍する女性の登用を進めることで、こうした組織風土の変化を促し、女性職員が自らのキャリアを前向きに切り拓けるよう支援している。
  • 「えるぼし認定」について、すでに2つ星認定を取得はしているが、今後さらに高水準での取得を目指して、社内制度の整備や周知を進めたいと考えている。

〇青森労働局として

  • 女性活躍の課題として、制度の有無だけでなく、組織に根付いた習慣や固定観点にも強く起因しているという部分まで、ヒアリングにより分析していることで、会社としても女性活躍の推進についての問題意識が高いことがうかがえた。
  • 労働局としても、女性活躍のための制度や職場環境の整備を推進していくにあたり、単に制度の導入を進めるだけでは足りず、女性職員で活躍しているロールモデルの周知や事例紹介等を行うことにより、事業主だけでなく労働者へも女性活躍の意識づけの働きかけを行う必要がある。
  • 「えるぼし認定」の認定取得の要件として、事業主の取組や方針を社内に周知する必要があり、それらを通して課題となっている「①習慣・常識」や「③女性本人の意識」の改変につながると感じる。認定取得後は、えるぼしマークが付与され、求人への掲載や企業説明会での周知等に活用することができ、人材確保や人材定着においても有効な手段となる。
  • 労働局としても、学生や求職者等のあらゆる方がえるぼしマークを見た際に、職場の女性活躍が推進されている企業であると認知できるよう、今後も認定制度自体の周知・広報を進める必要があると考える。

 

意見交換の様子


(左奥:小山内様、左中:井端様、左手前:熊木様)
​(右奥:南雇用環境・均等室長、右中:角井労働局長、右手前:天間指導主任)

 

 意見交換後


(左奥:天間指導主任、中奥:南雇用環境・均等室長、右奥:熊木様)
​(左手前:小山内様、中手前:角井労働局長、右手前:井端様)

 

えるぼし認定とは

 女性活躍推進法に基づく行動計画の策定・届出を行った企業のうち、女性の活躍に関する状況が優良である等の一定の基準を満たした企業について、都道府県労働局への申請により、厚生労働大臣が「女性活躍推進企業」として認定(えるぼし認定)する制度です。
 詳しくは、以下のリンク先ページをご覧ください。
 〇女性活躍推進法について           
 〇えるぼし・プラチナえるぼし認定企業について


 

 

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