由利組合総合病院とハローワーク本荘が長期療養者就職支援事業実施協定締結

　医療技術の進歩や医療提供体制の整備等により、がん患者の5年後の生存率がおよそ60％以上まで向上している中、がん、肝炎、糖尿病等の疾病により、長期にわたる治療等を受けながら、生きがいや生活の安定のために就職を希望される方（長期療養者）に対する就職支援を推進することが社会的課題となってきています。
　現在、秋田労働局では、秋田、能代、大館、大曲、横手、の5つのハローワークにおいて、県内のがん診療連携拠点病院等と事業実施協定を締結し、病院内に設置されているがん相談支援センター等と患者の治療状況・経過・配慮すべき点等の情報を共有しながら、病院内で出張相談をするなどして長期療養者の就職支援に取り組んでいるところです。
　こうした中で、本事業の更なる拡大を図るため、秋田県厚生農業協同組合連合会 由利組合総合病院（院長 軽部 彰宏）とハローワーク本荘（所長 斉藤 恵）が令和7年3月21日（金）に本事業の実施協定を締結し、令和7年4月21日（月）から病院内での出張相談等を開始することとなりましたのでお知らせいたします。

報道発表資料（PDF）