転倒災害防止プロジェクトチーム会議の開催について

【照会先】

秋田労働局労働基準部健康安全課
課      長 : 北林 浩之
産業安全専門官: 山谷 博樹
 (電話)018-862-6683

 秋田労働局(局長 山本 博之)は、職場における転倒災害を減少させるため、下記により転倒災害防止プロジェクトチーム会議を開催します。
 

 秋田労働局では、従来から職場における転倒災害防止について、毎年重点事項を示してその対策に取り組んできたところであり、平成 24 年からは「転倒災害防止プロジェクトチーム」を設置し、各労働災害防止団体と連携して転倒災害防止対策を推進してきました。
 しかしながら、令和4年の秋田県内の職場における転倒災害による休業4日以上の負傷者数は373人となり、全産業の負傷者数1155人(新型コロナウイルス感染を除く)のうち、転倒災害の占める割合は 32.3%と、過去10年において最多となりました。(資料 1)。
 このような状況を踏まえ、秋田労働局(局長 山本 博之)では、今後の転倒災害防止対策の 活動内容を協議するため、毎年降雪期前に実施している転倒災害防止プロジェクトチーム会議を下記により開催します。
 この会議では、昨年に引き続き、令和5年12月から令和6年2月までを取組期間とする「転倒災害防止キャンペーン~秋田の冬は転ばない~(案)」を提案し、関係団体への要請や、各労働基準監督署で実施する講習会や各種指導を行う機会における、事業者や労働者に対する転倒災害防止に向けた周知啓発について協議することとしています。(資料2)。
 報道機関の皆様には、転倒災害防止に向けた取組について、関係者をはじめ県民に広く浸透するよう、取材・報道をお願いします。
 


Ⅰ 転倒災害防止プロジェクトチーム会議
1. 日時:令和5年10月16日(月)14 時~16 時
2. 場所:秋田第二合同庁舎1階会議室(秋田市山王 7-1-4、気象台の入居している合同 庁舎です)
3. 会議次第
  転倒災害発生状況について
  転倒災害防止キャンペーンについて(案)
  令和5年版 転倒防止ポスター(案)について(資料3)
    〃   転倒防止壁新聞(案)について(資料4)

Ⅱ キャンペーン期間と転倒防止対策の留意点
1. 期間:令和5年12月1日~令和6年2月29 日
2. 転倒防止のため留意すべき事項
 ① ニット帽など帽子の着用で、万が一転倒した時にすり傷(擦過傷)等の予防になります。
 ② ほんの少し前傾姿勢を保つことで、足元をすくわれて後頭部を強打するケガを防げます。
 ③ リュックサックやショルダーバッグを使用することで両手に物を持たない状態にして、体のバランスを保ちやすくなります。
 ④ 足元をライトで照らすことで、暗い通路でもくぼみや段差等が確認できて転倒防止につながります。(ネックライトやヘッドライトを装着すると両手フリーになっ てより効果的)
 ⑤ 手袋の着用は防止と同様に、万が一転倒した時のすり傷(擦過傷)等の予防になります。
 ⑥ 転倒防止対策の基本対策として、冬期間は滑りにくい靴を着用しましょう。
 ⑦ 歩行時にかかとから着地すると滑りやすくなりますので、靴底全体で着地するようなイメージで歩いてみましょう。
 ⑧ 大股で歩くと、ツルっとした時バランスを崩しやすくなります、いつもよりほんの少し歩幅を小さくして歩いてみましょう。

Ⅲ その他の実施事項
1. 秋田労働局作成による転倒災害防止ポスター(案)(資料3)及び転倒災害防止壁 新聞(案)(資料4)を県内の商工会・商工会議所、食品スーパー・ホームセンター及び家電量販店等の多店舗展開企業、飲食店、ホテル旅館、社会福祉施設、社会福祉協議会、靴販売店に対して掲示依頼(約 1,600 箇所)
2. 県内各市町村作成の広報誌への「転倒災害防止」に関する記事の掲載依頼(県内全市町村)
3. 秋田労働局ホームページに上記取り組みの掲載
4. 令和5年12月から令和6年2月までに、各労働基準監督署で実施する講習会、各種指導時にキャンペーン資料により転倒災害防止対策に対する指導 
 
◎関係資料
資料1 転倒災害発生状況
資料2 キャンペーンリーフレット(案)『転倒災害防止キャンペーン~秋田の冬は転ばない~』
資料3 転倒災害防止ポスター(案)(令和5年版)
資料4 転倒災害防止壁新聞(案)(令和5年版)


 報道発表資料(PDF)

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