令和5年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の実施について

【照会先】

秋田労働局健康安全課

課     長 : 北林 浩之
労働衛生専門官 : 舘岡 孝弘
(電話)018-862-6683

~令和4 年8月、秋田県内で熱中症による死亡災害が発生~
 
~熱中症予防対策の取組の徹底をお願いいたします~
 

 厚生労働省では、従来から職場における熱中症予防対策について、毎年重点事項を示し、 その予防対策に取り組んできたところです。平成29年(2017年)からは「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」(以下「キャンペーン」という。)を実施し、各災害防止団体 と連携して熱中症予防対策を推進しています。秋田労働局(局長 川口秀人)では、今年もキ ャンペーンを実施しておりますので、報道機関の皆様におかれましては、熱中症予防対策が 広く県民に浸透されるよう、取材、報道をお願いいたします。

【令和4年の熱中症の概要】
・全国の令和4年(2022 年)の職場における熱中症による休業4日以上の死傷者数は827人、死亡者数は30人となっており、令和3年(2021年)と比較して、死傷者数、 死亡者数ともに増加しました(資料1参照)。
・秋田県内の昨年の職場における熱中症による休業4日以上の死傷者数は平成26年 (2014年)以降で最少の1人となっており、令和3年と比較して、死傷者数は10人減少しましたが、平成31年/令和元年(2019年)以来の死亡災害が発生しました(下記3(2)及び参考参照)。
・秋田県内の昨年の職場における熱中症に関連した労災保険支給決定件数は62人で、 令和3年と比較して39人減り、過去5年間で最少件数となりました(下記3(1)参 照)。

【キャンペーンの取組】
・すべての職場において、基本的な熱中症予防対策を講ずるよう広く呼びかけるとともに、今年度のキャンペーンでは特に、事業者による暑さ指数(WBGT)の把握とその値に応じた熱中症予防対策の適切な実施、作業管理者及び労働者に対する労働衛生教育の実施、衛生管理者等を中心に事業場としての管理体制を整え、発症時や緊急時の措置を確認し、周知することに重点を置き、作業時間の短縮、定期的な水分や塩分の摂取、作業開始前にあらかじめ深部体温を下げ、作業中の体温上昇を抑えるプレクーリングの取組など、重点的な対策の徹底を図ります。
・秋田労働局では、キャンペーンの趣旨を踏まえ、熱中症が多発する7月以降に備えて、 下記2の事業者団体に対して、下記1の取り組みについて要請を行ったほか、機会をと らえて、別添資料2の実施要綱に記載された事項について取り組むよう、事業者に対する指導を行うこととしています。


 報道発表資料(PDF)

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