令和 5 年度全国安全週間における建設現場合同パトロールの実施について

【照会先】

秋田労働局労働基準部健康安全課
課   長 : 北林 浩之
安全専門官 : 山谷 博樹
 (電話) : 018-862-6683

~7 月は「建設業における災害防止集中取組月間」です~


 秋田労働局(局長 川口秀人)は、令和 5 年度全国安全週間における秋田労働局及び建設業労働災害防止協会秋田県支部の建設現場合同パトロ-ルを下記により実施します。

 全国安全週間は、昭和3 年に初めて実施されて以来、「人命尊重」の基本理念のもと、「産業界での自主的な労働災害防止活動を推進し、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ること」を目的に、一度も中断することなく続けられています。
 96 回目を迎える本年は、

「 高める意識と安全行動 築こうみんなのゼロ災職場 」

 をスローガンに、7月1日から7日まで実施されます。
 


 秋田県内の令和4年における休業4日以上の労働災害による死傷者数(以下「死傷者数」という。)は3,117人となり、令和3年(以下「前年」という。)と比較して1,897人(155.5%)の増加となりました。死傷者数が3,000人を超えるのは、昭和55年以来42年ぶりです。
 死傷者数が大幅に増加したのは、職場内の新型コロナウイルス感染によるものであり、その死傷者数は1,962人にのぼっています。
 また、労働災害による死亡者数(死傷者数の内数。以下同じ。)は、14人で、前年の7人から倍増となりました。
 このうち建設業の死傷者数は304人(前年比 33.9%増)となり、2年連続での増加 となりました。死亡者数は8人(前年比4人増)で、内訳として「墜落」が3人、「交通事故」が3人、「はさまれ」が1人、「熱中症」が1人となりました。
 このような状況を踏まえ、今年度も全国安全週間中の取組として、秋田労働局及び建設業労働災害防止協会秋田県支部による建設現場合同パトロールを下記のとおり実施することといたしました。
 パトロールでは、秋田労働局長を陣頭に、現場における安全対策や安全管理活動の状況を確認し、「安全意識の高揚」を訴えることとしています。
 また、気温や湿度が高くなるこの時期は、熱中症の発症リスクが高まることから、熱中症の予防についても呼びかけることとしています。
 報道機関の皆様におかれましては、職場の安全意識が広く県民に浸透されるよう、秋田労働局長が実施する建設現場の合同パトロールについて、取材・報道をお願いいたします。
 なお、秋田労働局では7月を「建設業における災害防止集中取組月間」と定め、県内の各労働基準監督署において、管内の木造家屋建築工事現場を中心に集中的な監督指導を実施することとしています。


 
≪合同パトロール≫

1 日   時  令和5年7月4日(火)午前9時40 分~11時10分

2 場   所  秋田市新屋栗田町24番1号

3 施  工  者  住建・珍田・伊藤工業建設工事共同企業体

4 工  事  名  秋田市立日新小学校増改築建築工事(発注者:秋田市)

5 工事概要  木造一部RC造 地上3階建(校舎棟:3階建、給食棟:2階建、屋内運動場棟:2階建)
       総延床面積 9,659.82 平方メートル
      (工期:令和5年3月23日~令和6年11月29日)

6 パトロール実施者
       秋田労働局長ほか職員及び建設業労働災害防止協会秋田県支部役職員 計10名

7 取材申し込みについて
(1)6月30日(金)までに秋田労働局健康安全課(018-862-6683)へご連絡下さい。
(2)当日は、現場入口(秋田市新屋栗田町24-1)に午前9時30分までにご来場下さい。
  別添、現場案内図(次葉)を参照いただき、入口付近において担当者が現場事務所(会議室)にご案内いたします。なお、駐車場は現場入口付近にあります。
(3)現場事務所(会議室)において概要説明のあと、パトロールを実施します。
  また、当日は安全帽(ヘルメット)、安全靴等を各自ご持参願います。なお、危険箇所には立ち入らない予定ですが、現場内では担当者の案内により取材をお願いします。


 報道発表資料(PDF)

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