令和4年の労働災害発生件数が確定しました

【照会先】

秋田労働局
 労働基準部健康安全課


課長 : 北林 浩之
産業安全専門官 : 山谷 博樹
電話番号 : 018-862-6683

~死傷者数は 3,117 人で前年より 1,897 人増加、昭和 55 年以来の 3,000 人超え~


 秋田労働局(局長 川口秀人)は、令和4年(1月~12 月)の労働災害発生状況をまとめま した。概要は次のとおりです。


(概要)
1 死傷者数が大幅に増加
 令和4年に秋田県内において労働災害により 4 日以上休業した労働者数(以下「死傷者数」という。)は 3,117 人で、令和3年(以下「前年」という。)と比較して1,897 人増、155.5%の増加となりました。≪資料1≫
 死傷者数が 3,000 人を超えるのは、昭和 55 年以来 42 年ぶりです。
 主要業種別では、保健衛生業が 1,801 人と最も多く、次いで製造業の321 人、建設業の 304 人、商業の 256 人となっています。
 令和4年の死傷者数を前年と比較すると、主要業種のほとんどで前年より増加し、保健衛生業が 741.6%増、製造業が 47.2%増、建設業が 33.9%増、接客娯楽業が21.2%増となりました。減少したのは林業の 13.5%減などわずかです。≪資料2≫
 死傷者数が大幅に増加したのは、職場内の新型コロナウイルス感染(以下「新型コロナ」という。)によるものであり、その死傷者数は 1,962 人にのぼっています。
 1,962 人のうち保健衛生業における死傷者数は 1,631 人で、病院や社会福祉施設などでのクラスターの発生により、一度に多数の労働者が感染するケースが多くみられました。
 新型コロナを除き、事故の型別にみて死傷者数が多いのは、転倒災害の 373 人(前年比+27 人)、墜落・転落災害の 207 人(前年比+13 人)、腰痛や捻挫等を含む動作の反動・無理な動作による災害の 132 人(前年比+2人)、機械などへのはさまれ・巻き込まれ災害の 104 人(前年比▲5人)であり、この順位は前年と変わり ません。≪資料3-1、3-2≫

2 死亡者数は 14 人となり、平成 30 年以来の 2 桁
 労働災害による死亡者数(死傷者数の内数。以下同じ。)は 14 人で、昨年の 7 人から倍増となりました。死亡者数が 10 人を上回ったのは、平成 30 年以来です。
 業種別の死亡者数では、建設業が8人、製造業が 2 人、林業が2人、商業、清掃・と畜業がそれぞれ 1 人となっています。
 建設業では屋根やはしご、足場など高所からの墜落災害が多く発生しています。 ≪資料4≫


 報道発表資料(PDF)

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