転倒災害防止キャンペーン        ~転倒災害防止大作戦~

   

 秋田県内における令和2年の職場における転倒災害による休業4日以上の負傷者数は281人となってお
り、過去の推移をみても増減を繰り返しながらも増加傾向にあります。
 全産業の労働災害のうち、転倒災害に占める割合は25.9%と、4人に1人が職場において転倒により負
傷しています。
 その発生状況を見ると、毎年12月から翌2月の冬季間に転倒災害が多発しており、特に屋外の積雪や
凍結箇所で多く発生しております。
 各労働基準監督署に報告された労働者死傷病報告によると、冬季間における季節的な要因はあるも
のの、事業場での転倒災害防止に関する管理方法と、労働者による不安全行動を抑えることにより、転
倒による労働災害を防げる負傷であることも確認されております。
 このようなことから、冬期間における転倒災害防止対策を推進するため

 

と題し、令和3年12月~令和4年2月を期間としたキャンペーンを展開しており、関係団体への要請や、
各労働基準監督署において実施する講習会や各種指導を行う機会に、事業者に対して転倒災害防止対策
実施に向けた指導及び周知を行っております。
                  
▼事業場における転倒防止対策
   作戦① 『出入り口に注意表示の「見える化」設置で転倒災害防止』
   作戦② 『転倒事故の多発する駐車場にも「見える化」で注意表示を』
   作戦③ 『駐車場や凍結しやすい通路に融雪剤を設置して凍結防止』
   作戦④ 『冬期間は早く暗くなります。センサーライトの設置で明るさ確保』
 
▼転倒事故事例から見た6つの危険ポイント
  1.屋外に出るときには作業に適した履物を着用しましょう。
  2.重機での除雪後は路面がツルツル。慎重な歩行を。
  3.歩行環境が変化する建物内から屋外へ出るときは要注意。
  4.放射冷却が発生した朝は凍結箇所が多くなっています。
  5.出勤時の車から降りた直後に転倒事故が多発しています。
  6.出入口は同じ場所が踏み固められ凍結部分が発生します。

 キャンペーンリーフレット       令和3年版 転倒防止ポスター      令和3年版 転倒防止壁新聞

  ※ ダウンロードしてご使用下さい。


            

            
 

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