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年末年始に向けた労働災害防止対策について【岡山労働局】
令和2年の岡山県内の労働災害については、9月末速報で前年同期比で死亡者数が3人増の11人、休業4日以上の死傷者数は同11人増の1,392人となっています。
死亡災害についてはその半分近い5件が建設業で発生しており、休業4日以上の死傷災害については製造業、小売業及び社会福祉施設で前年より多く発生しております。
これら4業種での典型的な災害例やその対策等をまとめたリーフレットを作成しましたので、御活用の上、年末年始に向けた労働災害防止対策を講じてください。
【各業種の災害の特徴と対策(概要)】
業種 | 災害の特徴 | 対策 |
建設業 | 死亡災害の8割が墜落・転落 | 手すり等の確実な設置 墜落制止用器具の着実な着用 |
製造業 | 転倒災害やメンテナンス中等の墜落・転落が増加傾向 | 特に高年齢労働者は体操等体力の維持向上 メンテナンス時には特に安全面に注意 |
小売業 | 5割以上が転倒又は動作の反動・無理な動作 新聞小売業では交通事故が多発 |
特に高年齢労働者は体操等体力の維持向上 日々の整理整頓 早朝は暗くなるので前方注意 |
社会福祉施設 | 約7割が転倒又は動作の反動・無理な動作 介助作業以外でも災害が多発 |
特に高年齢労働者は体操等体力の維持向上 リフトの使用 日々の整理整頓 |
リンク
・リーフレット(建設業、製造業、小売業、社会福祉施設)
・STOP!転倒災害
・エイジフレンドリーガイドライン(高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン)
・職場における新型コロナウイルス感染症予防チェックリスト
・労働災害発生状況
【この記事のお問い合わせ先】岡山労働局労働基準部健康安全課 086-225-2013