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令和6年5月31日(金)
古河マグネットワイヤ株式会社、小杉土建工業 株式会社、株式会社 松山組の「ユースエール認定通知書」、株式会社 きものブレインの「もにす認定通知書」について、合同の交付式を開催しました
古河マグネットワイヤ株式会社、小杉土建工業 株式会社、株式会社 松山組の「ユースエール認定通知書」、株式会社 きものブレインの「もにす認定通知書」について、合同の交付式を開催しました。詳しいお取組みについては、プレスリリースをご覧ください。
左から 株式会社 松山組 代表取締役 松山 晴久 様 古河マグネットワイヤ 取締役白根製造部長 小関 栄一 様 千葉新潟労働局長 小杉土建工業 株式会社 代表取締役 小杉 尚志 様 株式会社 きものブレイン 専務取締役 松田 章奈 様 |
【古河マグネットワイヤ 取締役白根製造部長 小関 栄一 様】(ユースエール認定) |
この度、ユースエール認定企業に認定いただきまして誠にありがとうございます。本日御出席の各社様とともに認定をいただき、一同励みになっております。弊社は新潟市南区白根そして秋葉区小須戸、そして海外の子会社の工場で、電子部品、電気部品に使用されるエナメル線、ステンレス鋼線3層絶縁電線を製造する会社です。弊社は古河電工グループに属しており、2009年グループ内事業統合によって設立された会社です。しかし、白根工場はその前身である理研電線の工場として、昭和10年以来、来年で約90年創業している会社となります。地域の皆様の雇用促進にこれまで勤めてまいり、地域の方々に大変助けていただいて、これまでやってこれました。しかし、少子高齢化、そして働き方に対する考え方の多様化により、弊社は24時間連続操業で、交代制勤務を基本とする会社ですので、近年においては若者の雇用について若者の採用について苦慮しているというところが実情です。そこで弊社といたしまして、若者に働いていただける会社にするにはどうしたらよいのか、そして、どのように若者にアピールしていったらよいのかを模索し、この認定いただきました。ユースエール認定制度は、若者へのアピールや各種の優遇措置もあり、弊社へ人材採用にあたりましては大変魅力的なものでした。当然、認定をいただくためには、様々な条件を満たす必要がございます。弊社の企業理念である、従業員にとって、安全で働きがいがあり、魅力的な職場をつくるに基づいて具体的な施策を立て、就労環境の向上に努めてまいりました。例えば、近年では男性の育児休暇制度を促進し、昨年度は1年取得いただいたという実績がようやくでき、また、現在も取得しようという方も出てまいりました。弊社は工場ということで、男性比率が高い工場でございます。その中で若手の女性社員を採用しておりますが、その女性社員を孤立させないため、定期的なフォロー会を開催するなど独自の取組をしてまいりました。また、有給取得率だけではなく3連続有給という制度を設け、毎年100%取得いただくということで、こちらは部課長を始め率先、推翻していただき、現在のところ従業員、毎年100%三連続有給を取得していただいております。こういった様々な活動を通して就労環境を向上させてまいりました。その成果として若者へのアピール力が高まり、就労環境の改善もされることとなったと最近では感じております。今後とも従業員にとって安全で働きがいがある魅力的な職場を目指して、今般認定いただきましたユースエール認定制度の支援制度も活用させていただきながら、就労環境の向上に努めてまいりたいと思います。若者の雇用促進と若者に存分に力を発揮いただける環境を作りようと努めてまいりたいと考えております。今後とも御指導のほどよろしくお願い申し上げます。
【小杉土建工業 株式会社 代表取締役 小杉 尚志 様】(ユースエール認定) |
この度ユースエール認定をいただきまして、誠にありがとうございます。私ども、小杉土建工業は小千谷市にございます従業員35名ほどの小さな会社でございますが、社員の3分の1が20代、30代ということで、元気な若い人が多い会社です。そんなこともありまして、この度ユースエール認定に挑戦させていただきました。取組を通じて、私どもの会社の良いところ、また至らぬところ等々が色々と分かりまして、大変なメリットをいただいたところでございます。この先の認定の継続を思いますと、非常に身の引き締まる思いでございます。これからも若者に選ばれる。建設業というものを目指して、一生懸命に精進してまいりたいと思います。本日はどうもありがとうございました。
【株式会社 松山組 代表取締役 松山 晴久 様】(ユースエール認定) |
この度は、ユースエール認定をいただき大変ありがとうございます。私共は県北の北、山形県鶴岡市に隣接した非常に遠いところにございます。人口につきましても年々減っており、少子高齢化の真っ只中という状況でございます。そんな中、ハローワークさんに相談したところ、ユースエール認定制度というものがあるから挑戦してみればということで御指導をいただきました。これを機に頑張ってまいりたいと思いますので、これからも御指導をよろしくお願いいたします。
【株式会社 きものブレイン 専務取締役 松田 章奈 様】(もにす認定) |
当社は、平成元年から障害者雇用をしております。着物の総合加工という業種でして、メーカーさんとは違い、着物のアフターケアから仕立てまでを取り扱っている会社です。最近は無菌の養蚕事業も行っており、そこからシルクの化粧品などの販売も行っております。障害者雇用に関しましては、現在35年くらい経過しますが、支援の方法としましては、障害者支援委員会というものを社内に設置しております。支援委員会のメンバー全員素人ですが、大勢の素人集団で対応しています。みんなで支えていこうというやり方で、これまでずっと支援をしてまいりました。また、ジョブコーチも社内に在籍しておりまして、2名の企業在籍型ジョブコーチが活躍しております。社内でどうにもならない問題がある場合は、就業生活支援センターや新潟障害者職業センターなどにお世話になり、その都度問題解決をすることで定着率を上げることに成功してまいりました。今現在33名の障害者がおり、色んな障害を持っている方が共に働いております。雇用率は15.94%です。当社は雇用率のために障害者雇用をやっているのではなく、企業理念として行っております。障害者雇用を取り組み始めてから企業として成長できたと感じており、これからも企業理念の一つとして障害者雇用を推進していきたいと思っております。本日は大変ありがとうございました。