くるみん・えるぼし認定通知書交付式を開催しました。

令和5年10月30日に、岐阜労働局内にてくるみん・えるぼし認定通知書交付式を開催しました。
 

「くるみんプラス」認定は子育てサポート企業であることにプラスして、不妊治療と仕事の両立をサポートする企業として、令和4年4月からスタートした新しい認定制度です。
今回の認定により、岐阜労働局管内のくるみん認定企業は県内で67社となり、くるみんプラス認定は県内初となります。



株式会社恵那金属製作所
代表取締役　市岡真二　様　ご挨拶
 
　「社員（なかま）への貢献、取引先への貢献、社会への貢献」を企業理念としています。なかでも社員への貢献については最も重視しており、働きやすい職場環境づくりは、会社として必要なことであると考え、健康増進やワークライフバランスの取り組みに注力しています。
　主な取り組みとして、会社と社員との情報共有ツールを、掲示板からLINEに変え、全員に確実にストレスなく情報提供ができる仕組みを考えました。
　また、社員のニーズを把握するために、LINEのアンケート機能を活用しました。その結果、夜勤時に総務部に連絡できずに困ったことがあるという意見が上がり、24時間受付可能な総務部直通のLINEの開設に繋がりました。
　今回、認定を受けた不妊治療についてのニーズもこのアンケートにより把握することができ、1年につき、5日間利用できる休暇制度の創設に至りました。実際に1人の社員が休暇を取得しています。
　少子高齢化が進む日本では、少子化はとても大きな問題であり、不妊治療への支援を含め、社会の変化に対応していくスピードは企業として必要不可欠だと考えています。
　これからも企業理念に基づき、社員が働きやすい職場環境づくりを目指していきます。

 

次世代育成支援対策推進法に基づく認定制度（くるみん）については、こちら

えるぼし認定は、女性の活躍推進の状況が優良な企業を認定する制度です。
今回の認定により、岐阜労働局管内の認定企業は県内で16社となりました。



株式会社安部日鋼工業
取締役常務執行役員　中田錠司　様　ご挨拶
 
　弊社は、プレストレストコンクリートを扱う建設業の会社であります。
　建設業は男性職員が多い業種で、男性のみならず女性も活躍できる職場づくりと積極的な女性の採用が必要と考え、取り組みました。その結果、建設現場の施工管理を女性も担当するようになり、今では女性技術職員が10人になりました。会社が今後も発展していくために、これらの取り組みは不可欠なものと考えています。
　主な取組として、
　　1　女性技術者インタビューにて、女性が活躍できる職場であることをPRしました。
　　2　「ABEせーふてぃFLOWERS」という組織によって、現場の改善に努めました。
　　3　産休・育休復帰支援面談を計4回実施し、上司とコミュニケーションを取りました。
　　4　子が中学就学までの育児短時間勤務制度導入し、仕事と家庭の両立を心掛けました。
　　5　年次休暇を時間単位で取得できるようにしました。
 
　まだ、1段階目の認定ですが、2段階3段階の「えるぼし」認定を目指し、できれば「くるみん」の認定にも向けて活動していきたいと思います。
　今後も、男性女性を問わず、すべての従業員が働きやすい職場づくりを目指していきます。


                                                                                    
女性活躍推進法に基づく認定制度（えるぼし）については、こちら