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建設業における働き方・休み方改善に向けたワークショップを開催しました(雇用環境・均等室)
令和7年12月15日(月)、愛媛県内で建設業を営む事業主を対象として「建設業における働き方・休み方改善に向けたワークショップ」を開催しました。
建設業については、工期の都合等による時間外・休日労働の発生、慢性的な人手不足などの課題がある中で、令和6年4月1日から時間外労働の上限規制が適用になるなど、働き方改革への対応が求められているところです。
今回は、県内の建設業者12社にご参加いただき、時間外労働の削減、年次有給休暇の取得促進などの働き方・休み方改善、少子高齢化による人材不足などについて意見交換(グループワーク)を行いました。
概要
日時:令和7年12月15日(月)13:30~15:30
場所:松山若草合同庁舎7階 共用会議室
(松山市若草町4-3 松山若草合同庁舎6階)
参加企業:愛媛県内の建設業 12社
意見交換のテーマ
(1)働き方の課題と改善(労働時間適正化、DX・ICTの推進など)
(2)休み方の課題と改善(年次有給休暇の取得促進、週休2日制の推進など)
(3)人手不足の課題と改善(労働者の働きがい、魅力ある職場づくりなど)
ファシリテーター:愛媛労働局雇用環境・均等室、働き方・休み方改善コンサルタント
ワークショップの様子
好事例の紹介では、DX推進などの取組について、株式会社長浜機設さんにお話しいただきました。
参加者の皆様に、黄色の付箋に自社の「強み」を、青色の付箋に自社の「弱み」をご記入いただき、各グループで共有しました。
働き方については、勤怠管理システムを導入し時間外労働をリアルタイムで管理することや、日報、設計図のシステム化などのDX推進が必要であること、休み方については、労使それぞれの意識改革、年次有給休暇取得計画表の作成、余裕をもった工期の設定が必要などといった意見が出ました。
また、人材の確保と定着においては、労働者の働きがいの向上が必要であることから、労働環境の改善、仕事の意義やゴールの説明、能力やキャリア開発の充実、納得できる評価制度の創設など、労使一体となって取り組んでいかなければならないことを認識しました。
各種制度の導入や労務管理の改善に向けた取組への支援など、引き続き対応していく予定です。
雇用環境・均等室では、労働関係法令・制度の専門家である「働き方・休み方改善コンサルタント」が事業場にお伺いし、ワークライフバランスの実現に向けた労務管理のアドバイスや、改善に向けた具体的な提案、資料の提供などを行っています。
コンサルティングの利用はすべて無料です。
コンサルティングをご希望の方は、雇用環境・均等室(TEL:089-935-5222)までお気軽にお問い合わせください!
このページの記事に関するお問い合わせ
愛媛労働局雇用環境・均等室
松山市若草町4-3 松山若草合同庁舎6階
TEL:089-935-5222







