【令和7年10月16日】「高年齢労働者における行動災害防止対策説明会」を開催しました

 新居浜労働基準監督署では、令和7年10月16日に、高年齢労働者における行動災害防止対策説明会を四国中央市市民文化ホールの小ホールにて開催しました。
 令和6年の管内の休業4日以上の死傷者数は413人(前年比-13人、-3.1%)、死亡者数は2人(前年比-2人、-50.0%)と減少しておりますが、そのうちの168人が「転倒」及び腰痛等の「動作の反動・無理な動作」の労働者の作業行動を起因とする労働災害(いわゆる「行動災害」)で全体の約41%を占めるとともに、60歳以上の高年齢労働者における割合も134人と全体の約32%を占め、50歳以上となりますと半数以上の226人で全体の約55%を占めることから、更なる労働災害減少のために高年齢労働者等における行動災害を防止する説明会を開催したもので、37事業場43名が参加されました。
 説明会では、中央労働災害防止協会から講師を招き、「職場における行動災害の防止と高年齢労働者に対する安全確保」と題した講演をいただきました。
 新居浜労働基準監督署では、本説明会の対象としなかった新居浜市及び西条市の事業場を対象とした説明会も本年12月9日に開催予定としております。高年齢労働者における行動災害を減少させるために、リスクアセスメント、転倒及び腰痛災害防止対策の実施の徹底等の安全衛生活動の一層の推進をお願いします。

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