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【大館監督署】梅雨明け 熱中症予防対策の徹底を
【照会先】
大館労働基準監督署
署 長 : 金森 健
安全衛生課長 : 千葉 知幸
(電話)0186-42-4033
~令和5年8月に熱中症による死亡災害が発生~
大館労働基準監督署管内(大館市、北秋田市、鹿角市、小坂町及び上小阿仁村)において、昨年、熱中症による死亡災害が発生しております(秋田県内では4件の死亡災害が発生)。
また、昨年、熱中症の症状により病院で治療受けた方は32人となっており、うち建設業で16人(50.0%)と最も多く、次いで製造業で3人(9.4%)と多い状況にあり、そのほかに商業、接客娯楽業など様々な業種で発生しております。なお、発症した時期では、6月3件、7月8件、8月20件、9月1件となっております。
厚生労働省では、毎年5月から9月までを「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」期間とし、熱中症予防の啓発を強化しています。
今年度のキャンペーンでは、事業者において、気象状況や作業環境を考慮しつつ、①暑さ指数(WBGT)の把握とその値に応じた熱中症対策を実施すること、②作業を管理する者及び労働者に対してあらかじめ労働衛生教育を行うこと、③糖尿病、高血圧症など熱中症の発症に影響を及ぼすおそれのある疾病を有する者に対して医師等の意見を踏まえた配慮を行うこと、を重点としております。
大館労働基準監督署においても窓口に熱中症予防対策に係る各種リーフレットを用意しているほか、作業時間の短縮、定期的な水分や塩分の摂取、作業開始前にあらかじめ深部体温を下げ、作業中の体温上昇を抑えるプレクーリングの取組などについて指導を行います。
今後、梅雨明けからは、急激に暑さ指数(WBGT)が上昇することが想定されますので、報道機関の皆様におかれましては、熱中症予防対策が広く県民に浸透されるよう、取材、報道をお願いいたします。
報道発表資料(PDF)