「えるぼし認定企業(株式会社タカヤ・株式会社トラパンツ)」認定通知書交付式を開催しました

 令和5年4月28日(金)秋田労働局では、女性活躍推進法に基づき、女性の活躍推進に関する取組実施状況が優良で一定の基準を満たした「えるぼし認定企業」に対し、認定通知書の交付を行いました。

【出席企業】
 株式会社タカヤ(鹿角市)
 株式会社トラパンツ(秋田市)


(左から)川口秀人局長、株式会社タカヤ代表取締役社長 高谷秀和 様、常務取締役 高谷香織 様、株式会社トラパンツ社長室長 細部温子 様


報道発表資料(PDF)


 
 
 令和5年4月28日に行われました「えるぼし」認定通知書交付式の後、ご出席いただいた企業の皆様と懇談会を行いました。



ご発言の概要

株式会社タカヤ


★結果としての「えるぼし」取得★(高谷社長)

 事業を拡大していくなかで、女性社員のライフステージの変化に伴う働き方のニーズに対応しなければ、長く働いて欲しい人材に職場定着してもらえない、事業の継続が難しいと感じるようになりました。そこで、当初は制度として確立したものはありませんでしたが、一人一人の事情に個別対応していくことを心掛け、そのことを積み重ねていくうちに、徐々にではありますが職場定着率が高くなってきました。
 採用活動も順調になりつつあります。
 社員が役職に関わらず「活躍しやすく」「輝ける」職場づくり、人材育成のプログラムを目指して取り組んだことが、「えるぼし」認定に繋がったと感じています。
 
★「えるぼし」認定は成長の証★(高谷社長)
 
 企業が成長し続けることは、お客様にも社員にも良いことだと思っています。
 事業を継続していくうちに、数値として現れる実績にも色々と変化は起こるでしょうが、その企業が目指しているところが変わらず、そこに向けて改善を繰り返していたら、「えるぼし」認定基準をクリアしていくのではないか。それが成長企業であるための条件だと思いました。
 
 
★労働局にはチャレンジし易い風土づくりを★(高谷常務)

 周囲から「(「えるぼし」を)なんで取らないの?」と聞かれたことが、今回の認定申請のきっかけでした。勝手に取れないと思い込んでいましたが、やってみると、もちろん簡単ではなかったですが、担当の職員の方がちゃんと寄り添ってくださいました。今では、「作成の仕方ならお伝えできますよ」と周りの方に協力したい想いもあります。
 振り返ると、勝手になんでそんなに敷居が高いと思っていたのか不思議な気持ちはありますが、「えるぼし」取得に関して大変そうな噂が流れていたような気がします。労働局の皆様には、他の企業様もチャレンジし易い風土づくりを是非お願いしたいと思います。「(「えるぼし」の取得を)やってみよう」という会社がたくさんできると地域が元気になりますし、みんなが自分ごとのように取り組んでいけたらいいと思います。




株式会社トラパンツ


★チーム一丸で取り組んだ「えるぼし」取得★(細部社長室長)

 以前から事務部門のチームでは「えるぼし」と「くるみん」を取りたい取りたいと思っていました。自分の会社について客観的な評価が欲しいと考えていたことが、大きな理由の一つかもしれません。なんとなく難しいのではないかとの思いから、なかなか認定申請まで進んでいきませんでしたが、ちゃんと数字をみてみたら「取れるっ」と分かったんです。そこから、チームの中で、「頑張ろう、ちゃんと申請しよう」となり、今回の取得に結び付けることができました。


★自分たちの会社について「知る」こと★
 
 私のチームは女性社員が多いのですが、他の部門では若い男性社員が多いので、「えるぼし」取得に関してピンと来ていない、自分とはあまり関わりのないことのように考えている空気はありました。そこで、Web上の社内掲示板やチャット機能などを使って、「えるぼし」認定制度や今回の交付式のことなどを社内リリースすることで、どれだけ自分たちの会社は自慢できる会社なのかということをアナウンスしました。掲示板の既読回数が多くなるにつれ、社員の間にそれが大事なことなんだとなんとなく浸透してきた雰囲気があります。

★「えるぼし」を普及させるために★

 県内で「えるぼし」を取得している企業は数えるほどしかまだないということですが、認定申請をしないだけで要件は満たしている企業があるのではないかと思います。取得できていないのは、私の会社と同じように「たぶん無理だろう」とか「申請の準備にしばらく時間がかかりそうだからちょっとおいておこう」というのがネックになっているじゃないかと思います。
 制作を仕事としている会社にいるせいか、「見せ方」をどうすればよいかと気になってしまいすが、えるぼしを取った企業がその後どのように成長したのかを、もっと視覚的にみせれば、「これとらないと損するぞ」と思ってもらうきっかけになるように感じました。その点については、労働局さんにお願いします!
 


 秋田労働局では引き続き、「えるぼし認定制度」の周知、認定申請に向けた支援を行っていきます。
 

 株式会社タカヤ、株式会社トラパンツの皆様、ありがとうございました。
 

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