北陸特有の労働災害を防止するため「令和3年度(強化版)冬季無災害運動」を実施します

連絡先

富山労働局 労働基準部 健康安全課

課   長
正満 英喜
健康安全係長
齊田 典剛

(電話) 076 (432) 2731

~転倒災害・交通災害・除雪機械災害・屋根からの墜落災害を未然に防ぎましょう~

 富山労働局(局長 杉 良太)では、このほど、「冬季(12月~翌年2月以下同じ。)における労働災害の発生概況」について、別添1のとおり取りまとめましたので公表します。 
テキスト ボックス: 【冬季における労働災害の発生概況のポイント】
(1)	 令和2年冬季における労働災害による死傷者数(休業4日以上(死亡者含む)以下同じ。)は、327人となり前年に比べ21%の増加となった。
(2)	 業種別にみると、製造業が最も多く、次いで商業、運輸交通業などが多くなっている。
(3)	 事故の型別でみると、転倒が最も多く、全災害の39%を占めている。
(4)	 転倒災害の発生月をみると、最も発生している月は1月で、次いで2月、12月の順で多くなっている。
(5)	 転倒災害は、その年の降雪量に比例し、平均気温に反比例する傾向がみられる。
(6)	 転倒災害が最も発生している業種は商業、次いで製造業、保健衛生業の順で多くなっている。
(7)	 転倒災害が発生している時間帯をみると、午前8時台が最も多く、午前7時台から午前10時台の時間帯に多発する傾向がみられる。
(8)	 転倒災害の被災者を年代別でみると、60歳以上が最も多く、次いで50~59歳が多くなっており、50歳以上の被災者が全数の7割超を占めている。また、高年齢者の被災者の場合、休業日数が長期化する傾向がみられる。
























 富山労働局では、冬季に発生しやすい北陸特有の労働災害を防止するため、例年、新潟、石川、福井の3労働局と共同し啓発ポスターとリーフレットを作成し、労働災害防止団体や関係団体等に配布する等により「冬季無災害運動」を実施しています。
本年は、前年度冬季の労働災害の多発を踏まえ、強化版として
  令和3年12月1日から令和4年2月28日までの間 
別添2の「令和3年度(強化版)冬季無災害運動実施要綱」に基づき、労働災害の防止に向けた運動を展開します。
 
 
添付資料
  別添1 「冬季における労働災害の発生概況
  別添2 「令和3年度(強化版)冬季無災害運動実施要綱
  別添3 「冬季無災害運動推進中」リーフレット
  別添4 「エイジフレンドリーガイドライン」(R3.6月版)パンフレット
    
 

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