熱中症に注意!

真夏の足利は毎年気温が上昇しています

 全国における職場での熱中症による死亡者及び休業4日以上の業務上疾病者の数は、平成29年までは毎年500人前後の人数で推移していましたが、平成30年以降の直近3年間につきましてはこの人数から倍増し、特に平成30年は1,178人と、過去10年間で最多の人数となっています。また、死亡者数につきましては、平均では当該死傷者数の2~3%ですが多い年では6%程度にも上り、状況によっては重篤な被害が生じております。
  近年における夏季の気温は、地球温暖化の影響により上昇傾向にありますが、足利市が発表している「統計あしかが2020年(令和2年)版」記載のデータによりますと、足利における毎年8月の月間平均気温は令和2年までの直近5年間で2.6度も上昇しており、年々高温となる傾向が明確かつ顕著であります。また、気象庁発表の3か月予報では、東日本における本年8月の気温は「(平年より)高い」の確率が40%で、「(平年より)低い」「平年並」のそれぞれ30%より高率となっており、これらのデータから、ここ足利の地においては熱中症発生のリスクが高まっていると推測されます。
  このような現下の状況を踏まえ、当署におきましては、管内の事業者の皆様における熱中症予防に対する意識の喚起に向け、当署独自のリーフレット「熱中症に注意!真夏の足利は毎年気温が上昇しています」を作成いたしましたのでご活用ください。

〇熱中症に注意!真夏の足利は毎年気温が上昇しています

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