出雲労働基準監督署長が盆休み明けの「暑熱順化リセット注意喚起」パトロールを実施

 出雲労働基準監督署長(小田 由起子)は、盆休みに入る前週の8月6日に、株式会社トガノ建設が施工している出雲市内の野球場改修工事現場において、注意喚起のパトロールを実施しました。
 パトロールでは、本年6月1日に法令で義務化された熱中症による重篤化を防止するための「体制整備」、「手順作成」、「関係者への周知」の実施状況を確認しました。
 今週末からは、各事業場で1週間近くの盆休みによって暑熱順化がリセットされる可能性が高いため、署長から「盆休み明けの現場作業を再開する際は、暑熱順化への具体的な対応や順化するまでの間は熱へのばく露時間を徐々に長くするなど作業時間の調整等を行い、熱中症予防対策を徹底すること。」という旨の注意喚起のメッセージを現場入場者へ伝えました。
 このメッセージを受けて現場責任者からは、長期休暇中であっても無理のない範囲で発汗できる具体例示や、盆休み明けの現場作業再開時の熱中症予防対策が示されている資料を休暇前に作業者全員へ配布し、確実に実行していく旨の説明がありました。
 
暑さ指数計と掲示物の確認(写真 左から小田署長、飯濵管理技術者)


現場内へ設置されている熱中症対策フロー図を確認する小田署長


作業現場の状況を確認する小田署長(写真 左)
 

現場入場者へメッセージを伝える小田署長(写真 左)
 
【担当課室】
島根労働局出雲労働基準監督署
安全衛生課
0853-21-1240

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