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STOP!熱中症 クールワークキャンペーン推進大会を開催しました
岡山労働局では、熱中症予防対策の周知や更なる気運の醸成を図るべく、岡山県労働基準協会、岡山産業保健総合支援センターの共催により、令和7年6月9日におかやま西川原プラザにおいて「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン推進大会」を開催しました。 会場は満席で、オンラインでも多数の方が参加され、みなさまの熱中症対策に対する関心の高さが感じられました。

冒頭、政木労働基準部長から「熱中症による被災者は増加傾向にある。熱中症の初期症状の早期発見や重症化を防ぐための対応手順の作成、周知が義務付けられた。暑くなる前にしっかりと対策してほしい」と挨拶、貞宗健康安全課長から、岡山県内及び全国の熱中症による労働災害発生状況と6月施行の職場の熱中症対策義務化の内容等について説明を行いしました。


政木労働基準部長 貞宗健康安全課長
続いて、岡山産業保健総合支援総合支援センター産業保健相談員の徳弘雅哉医師から、「医学的見地からみた熱中症予防」について講演。持病による熱中症リスク、脱水症状のチェック方法、応急処置等のポイントを医師の視点からご講演いただきました。

徳弘医師
最後に、株式会社大本組管理本部安全環境品質部安全課長の橋本様から、「建設現場での熱中症対策への取組」として、暑い作業現場で熱中症を発症させないための工夫についての説明がありました。

株式会社大本組 橋本 様
当日は会場に熱中症対策グッズの展示も行い、参加者の方々はスタッフの説明を熱心に聞いておられました。




現在、厚生労働省では「令和7年 STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を全国的に実施中です。この期間中は、事業主のみなさまには①暑さ指数(WBGT)の把握とその値に応じた熱中症予防対策の実施②作業を管理する者及び労働者に対してあらかじめ労働衛生教育を行うこと③糖尿病や高血圧症等、熱中症の発症に影響を及ぼすおそれのある疾病を有する者に対して医師等の意見を踏まえた配慮を行うことなどの取組みをお願いします。
熱中症対策は、「予防」と「早期発見、早期対応」が大切です。詳しくは、以下にサイトへのリンクを参考に、有効な熱中症対策を講じて暑さを乗り越えましょう。
STOP!熱中症 クールワークキャンペーン(職場における熱中症予防対策)
厚生労働省HP 働く人の今すぐ使える熱中症ガイド
熱中症予防のための情報・資料サイト
