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保健衛生業に携わる皆様に向けて ノーリフトケア導入講習会を開催しました
津山労働基準監督署(署長 笠原 聖司)は、令和6年12月13日、津山市勝北文化センター 小ホールにおいて『ノーリフトケア導入講習会』を開催しました。
県下初の試みとして、令和6年11月22日に玉島会場、同年11月29日に新見会場、そして今回の津山会場と県内をぐるり一周する形での講習会の開催となりましたが、津山会場でも多くの方にご参加いただき会場もほぼ満員となりました。
特別講演では、我が国のノーリフトケアの先駆者である一般社団法人日本ノーリフト協会の保田淳子代表理事をお招きし、
『みんなの笑顔のために 未来へ紡ぐ(つむぐ)ノーリフトケア』
との演題でご講演いただきました。
講演の中では、日本国内での介護や看護の現場が抱える問題点やその問題解決のための現場意識の改善の必要性、そして現場で働く職員や利用者、そのご家族を『笑顔』にするための『ノーリフトケア』の重要性や導入のヒントについて、保田代表理事の実体験や壇上での実演も交えつつ、また、参加者の方も巻き込んだ実践を通じて非常にわかりやすくご説明いただきました。
現在、介護・看護の職場では腰痛をはじめとして動作の反動や無理な動作による労働災害の発生割合が高くなっていますが、今後の「岡山の介護・看護職場」をより安全に働きやすくするため、保健衛生業に携わる事業者の皆様には是非ノーリフトケアの導入を積極的にご検討いただくようお願いします。
【参考】
▶保健衛生業における腰痛の予防対策特設ページ(厚生労働省HP)
▶介護労働者の労働条件の確保・改善のポイント(厚生労働省HP)
▶岡山県+SAFE協議会の取り組みについて(岡山労働局HP)
▶転倒・腰痛予防 無料出張サービスのご案内(岡山産業保健総合支援センターHP)