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岡山労働局長が建設現場パトロールを実施しました
令和6年6月20日に岡山労働局(局長 森實久美子)は、岡山市と合同で建設現場のパトロールを実施しました。
また、岡山労働基準監督署及び建設業労働災害防止協会岡山県支部も連携して現場の安全管理や衛生管理を確認しました。
●パトロール現場
施工業者:大成建設株式会社・ライフデザイン・カバヤ株式会社・株式会社
重藤組特定建設工事共同企業体
工事名称:岡山市新庁舎整備事業庁舎建築工事
施工場所:岡山市北区大供一丁目地内ほか
令和5年の県内の労働災害発生状況をみると、死傷者数は2,344人、死亡者数17人といずれも前年から増加、そのうち4人が建設業で尊い命を失っておられます。また、令和6年5月の速報値では、建設業における死傷者数が92人(前年同月比17人増)となっており、一層の取組が必要となっています。
岡山労働局では、死亡災害・重篤災害防止の観点から、足場等からの墜落・転落防止対策を主とし、その他重機との接触防止や熱中症等の防止対策について建設現場での取り組み状況を確認し、その重要性を周知して水平展開することで労働災害防止の機運醸成を図ることを目的として、岡山労働局長が建設現場パトロールを実施しました。
現場では足場等からの墜落・転落防止対策、デジタルサイネージへのWBGT値の表示やミストシャワー・クールミストファンの設置、清涼飲料水が購入できる自動販売機の設置や休憩室に熱中症用タブレット、経口補水液、製氷機を常備すること等による熱中症対策がとられていました。
パトロール実施後、建設業労働災害防止協会の安全管理士から講評があり、最後に総括として犬塚岡山労働基準監督署長から講評を行いました。
なお、各労働基準監督署においても、安全パトロールを全国安全週間及びその準備期間中に実施しています。