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「落ちないぞ!365」トラック荷台からの墜落災害防止運動実施中【和気労働基準監督署】
令和5年7月13日(木) 労働災害防止等講習会
和気労働基準監督署(署長:石橋秀紀)は、岡山県トラック協会備前支部と協働で、陸上貨物運送事業において多発しているトラックの荷台等からの墜落災害を撲滅するキャンペーン『落ちないぞ!365(さんろくご)』を平成26年1月1日より実施しています。
このキャンペーンの一環として労働災害防止等講習会(岡山県トラック協会備前支部和気分会主催)が開催され、荷役災害防止対策等について説明を行いました。
令和3~4年度に陸上貨物運送事業労働災害防止協会において開催された「陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策に関する検討会」の報告書内容を踏まえ、テールゲートリフターによる荷役作業についての特別教育の義務化等の労働安全衛生規則の改正が行われ、陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策ガイドラインが改正されています。
⇒トラックでの荷役作業時における安全対策が強化されます
また、過労死等の防止の観点から、自動車運転者に係る改善基準告示の見直しが進められ、自動車運転の業務に係る時間外労働の上限規制の猶予措置が終了する令和6年4月からの改正が予定されています。
⇒自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準告示)
墜落災害は、高さが低くても重篤となるケースが多く、万が一にも死亡災害が発生すると、本人及びその家族の苦しみは当然のこと、事業者としても大切な労働力の損失となることは言うまでもありません。
今後も陸運業の事業者と荷主等事業者がより高い安全意識を共有しつつ、協働で荷役作業における災害防止に努めていただきますようお願いします。
【参考】
・適用猶予業種の時間外労働の上限規制特設サイト「はたらきかたススメ」